腰弁頑張れのシネマレビュー、評価、クチコミ、感想です。

Menu
 > 映画作品情報
 > 映画作品情報 コ行
 > 腰弁頑張れの口コミ・評価
 > (レビュー・クチコミ)

腰弁頑張れ

[コシベンガンバレ]
(腰辨頑張れ)
1931年上映時間:38分
平均点:7.25 / 10(Review 4人) (点数分布表示)
公開開始日(1931-08-08)
ドラマコメディサイレントモノクロ映画
新規登録(2010-11-04)【なんのかんの】さん
タイトル情報更新(2019-02-03)【イニシャルK】さん
Amazonにて検索Googleにて検索Yahooにて検索
Twitterにて検索
ブログに映画情報を貼り付け
監督成瀬巳喜男
キャスト山口勇(男優)岡部
浪花友子(女優)
脚本成瀬巳喜男
配給松竹
ネタバレは禁止していませんので
未見の方は注意願います!
(ネタバレを非表示にする)

【クチコミ・感想(6点検索)】[全部]

別のページへ(6点検索)
新規登録順】 / 【変更順】 / 【投票順
1
>> お気に入りレビュワーのみ表示
>> 全レビュー表示

>> 改行なし表示
※ 「改行」や「ネタバレ」のデフォルト表示のカスタマイズは「カスタマイズ画面」でどうぞ
1.《ネタバレ》 成瀬巳喜男作品群の中でも、初期に属するもので、それ以後の成瀬の作風とは異なる面を見せてくれる。

喜劇をベースにしながらも、喜怒哀楽を無声劇で見せるところなんぞ、小津安二郎の初期の頃にそっくりである。

特に秀逸なのは、後半の父親と息子のやりとりのシーンだ。
父親は家族の幸せを願い、収入を得る為、息子に対し、金持ちの子供たちに謝れと言う。
しかし、息子は悪くない。
当然、息子は謝りたくないと主張する。

「悪くもないのに、お金のために謝る」。
これはすなわち“大人社会”の縮図であって、それが子供には理解できようがない。
それが原因となって、父親と息子の間で衝突が起きてしまう。
その後、息子が瀕死の重傷に遭い、父親は居ても立ってもいられない気持ちになる。

父親の、親として息子を大切に思う気持ちが、短い尺の中で実に深く、そして緻密に描かれている。
貧乏であるが故のやるせなさ、悔しさみたいなものが、ぎゅっと凝縮された掌編だ。
にじばぶさん [映画館(邦画)] 6点(2012-11-29 23:50:19)
別のページへ(6点検索)
新規登録順】 / 【変更順】 / 【投票順
1
マーク説明
★《新規》★:2日以内に新規投稿
《新規》:7日以内に新規投稿
★《更新》★:2日以内に更新
《更新》:7日以内に更新

【点数情報】

Review人数 4人
平均点数 7.25点
000.00%
100.00%
200.00%
300.00%
400.00%
500.00%
6125.00%
7125.00%
8250.00%
900.00%
1000.00%

【その他点数情報】

No名前平均Review数
1 邦題マッチング評価 8.00点 Review1人
2 ストーリー評価 8.00点 Review1人
3 鑑賞後の後味 8.00点 Review1人
4 音楽評価 8.00点 Review1人
5 感泣評価 8.00点 Review1人
chart

■ ヘルプ
© 1997 JTNEWS