31.《ネタバレ》 バーティのローグへの信頼が次第に深まっていって・・・というストーリーなのだが、 その過程に自分の気持ちがもう一つノリ切れなかった。 ただ、個々のシーンの二人の掛け合いはなかなかに面白く、 最後までダレずに観れた。 デイヴィッドとの最終的な関係などは曖昧に終わったが、 そこは皇室のデリケートな事情ということなのか。 総合的には、話が非常に分かりやすく、 万人にすすめやすいまとまりのいい映画という印象。 【2年で12キロ】さん [インターネット(字幕)] 6点(2022-11-12 10:18:54) |
30.実話だったとは知らず、良い話でした。ただちょっと地味かな。 【alian】さん [インターネット(字幕)] 6点(2022-07-13 08:12:06) |
29. 英国王ジョージ6世の吃音矯正に悪戦苦闘する姿、その過程で育まれる彼と言語聴覚士との友情を描く。 吃音に悩むジョージがライオネルの指導の下、歌や下品な言葉使いを用いて矯正に悪戦苦闘。この辺の演出はさじ加減の難しいところだが、王室といえど人間味を感じさせるユーモラスな描写で、戸惑ったり怒ったりしながらライオネルに信頼を寄せる展開がいいね。 長兄のエドワード8世が即位後まもなく「世紀の恋」で退位したため、ジョージは国王に即位する。エドワードとシンプソン夫人との交際を冷淡に描いているが、親ナチスということを考えればやむを得ないところ。まあ美人でなくても社交界ではモテる人もいるということか…。 国王となったジョージのスピーチは、戦争に突入する時期でもあり国民を奮い立たせる一役を担ったことだろう。ラストの演説シーンは見ごたえがあった。「感動」とまではいかないが。 わがスピーチのお手本は佐々木良作(ユーモアのセンス)、雷門ケン坊(寿限無の早口)、そして黒沢良(TVドラマ「アンタッチャブル」のナレーション)だ。とりわけ黒沢良さん風のエキサイティングな語りは説得力大。発音の悪いどこかの首相はスピーチの内容より、まず発声の仕方を訓練したほうが良いとエモいます。 【風小僧】さん [CS・衛星(字幕)] 6点(2021-12-31 21:18:17) |
28.《ネタバレ》 特に盛り上がりもなく 王の成長も特に見て取れず 地味だったな・・・という感想 多分一番の盛り上がりなんだろう椅子のシーンでも、特に王族というものに思い入れのない人間からすれば 本当にただの椅子なもので、・・・ いろいろと思い入れが違う人が見たら違うものなのだろう。 でも全体的には退屈もせず面白く見れたのは、医者の 自然ないい表情のおかげかな。 【スズメッキの魔女】さん [CS・衛星(吹替)] 6点(2021-04-26 00:29:22) |
27.《ネタバレ》 他レビューで言われてる通り、 物語の主人公であるバーティーが上から目線の癇癪持ちで素直に応援出来ない気持ちになってしまう 吃音持ちで立場的にもそういう性格になってしまうのはしょうがないのかもしれないけども、 感情移入をしやすいように少しくらい脚色しても良かったかもと思ってしまう。 素敵な奥さんと先生のおかげで物語が進んでいく たかが、スピーチをするためだけに2時間 意外と飽きずに見ることが出来たので良かった 点数は私が実話物に甘いこともありこの点数 【メメント66】さん [インターネット(字幕)] 6点(2020-05-10 23:25:15) |
26.《ネタバレ》 自分自身が幼少期より吃音に悩まされてきたので、非常に興味深い内容です。とは言え、吃音だけで2時間ひっぱるのはさすがに長い気がします。全然吃音良くならないし。 それに、バーティ(ジョージ6世)という人間が好きになれないというのが致命的。好意的に見れば『人間臭い』。ですが『ザ・権力者』的な、まさに上から目線の発言の数々。すぐに起こすヒステリー。とても人格者とは思えないのですが、『立派だ』『王にふさわしい』との周りの評価に首をかしげます。 ローグや奥さん、周囲の人間はみな素晴らしかった。大勢の人間に愛され、支えられ、バーティは恵まれていると思います。だからこそ、バーティの癇癪や八つ当たりにちょっと引いちゃったりするわけです。でもクライマックスで、バーティがローグを教会から守ったシーンはバーティの善良さや聡明さを感じて、ちょっと見直しちゃったりもします。 とゆーことで、イライラすることもありましたが、実話系ドラマとして面白いプロットでした。 私は『ア行』『ハ行』で始まる言葉で吃音が出やすい。学生の頃は特に酷くて、返事の『はい』で吃っちゃうわけです。結果『はい』が言えずに欠席扱いにされ、後で職員室に行って怒られるという苦いエピソードもあり。本当に吃音ってのは周囲の理解が得られないものです。ですので奥さんの『ステキな吃音。幸せになれそう。』の発言には、心から救われます。うちの妻は私に吃音が出ると笑い転げています。 【たきたて】さん [DVD(字幕)] 6点(2019-07-07 12:17:55) (良:2票) |
25.《ネタバレ》 実話を基にした話。 演説が仕事とも言える英国王子が吃音症だった。 何人もの医者が王子を診るが一向に直らない。 そんな中、平民の言語療法士の治療を受けることになるが 王子相手にまるで平民相手に治療するように対応する療法士。 ブチ切れる王子だったが効果がいきなり出て困惑。 結局治療を続けることになり二人は少しずつ打ち解け始める。 そんな中第二次世界大戦が始まり一世一代のスピーチが決まる。 ジェフリーラッシュがいい味出してる。 普通に面白かった。 【Dry-man】さん [DVD(吹替)] 6点(2015-06-26 22:34:02) |
24.《ネタバレ》 まあ、タイトルからおおよそのストーリ&オチは察しがついていましたが、終盤になるまであまり上達しているようには見えなかったので、こんなんでラストのスチーピ大丈夫かよ、と少し心配になりました。主人公は、人格的にも能力的にも兄より国王に向いているようですが、そのことが、主人公の言動を通してではなく、周囲(父親やチャーチル)からの評価として観客に説明しており、そこんとこもう少し工夫できなかったかなぁと思いました。でもまあ、観て損はしないレベル。 【la_spagna】さん [DVD(字幕)] 6点(2014-09-17 22:19:17) (良:1票) |
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22.《ネタバレ》 この映画はレビューするのに困る。なぜなら、自分も吃音者だから。 自分の場合ですと、やはり英国王同様、家族や親しい友人などに対しては吃音が出にくくなる場合が多いため、そういった身近な人ほどなかなか自分が吃音持ちだという事をわかってくれず、他所でどもると、「単に緊張しているだけだからそのうち慣れる」「場数を踏めば大丈夫」などというトンチンカンな指南を受けるのがオチ。 難病でもなければ障害でもないこの吃音という症状が世に広く認知されるのは喜ばしい事ではあるものの、「吃音?」「じゃあ、英国王みたいに練習で治るでしょ」と、軽く考えられるのも困るわけで、そもそも、最後のスピーチを立派にやり遂げたように描かれていましたが、あれは対処療法的にその場を凌いだに過ぎず、根本から克服したと勘違いされてしまうのは吃音者である我々としては何とも微妙な所なのであります。 さて、ここからは映画のレビュー。 一番気になったのが、人物を画面の中心からずらした構図が多用されていた事なのですが、ただ単に中央に配置しないだけならまだしも、本当に画面の隅っこ1/4くらいの場所に人物を配置していたりといった極端な構図が多かったということ。 それと、どのシーンにおいても(特に療養所のシーン)画面が暗いことが多く、人物を正面からクローズアップで捉えたショットなど、ここぞという場面であっても顔に当たる光が弱いため、あまり上手くはないなぁと感じました。 ストーリーに関しては、英国王が医者と公園を歩いていたシーンで、口論になって別れた際、煙草に火をつけるというアクションが仲違いを象徴するするように機能していたのが良かったというのと、冒頭とラストでスピーチする時の独特のハラハラ感などは他の映画では味わったことのないような独特の感覚があったりして、自分にとってはいろいろとレビューが難しい映画でした。 【もっつぁれら】さん [CS・衛星(字幕)] 6点(2014-06-01 15:20:36) (良:1票) |
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21.吃音症の王様がスピーチの練習をする、というだけのオハナシで、これといった大きな事件もないのに、親しみやすい娯楽作品に仕上げている点はまず、さすがだとは思います。背景の美術にもこだわりを見せながら、会話のシーンではあえて表情のアップを多用し、最後に画面を引いて背景を見せつけるあたりも、自信の表れなんでしょうかね。そしてもうひとつ、表情のアップを映画の主軸に置く理由としては、観る者を登場人物へ感情移入させようという計算も働いていそうです。だもんで、観終わって、ああよかったね、ってことにはなるのだけれど、しかし何か物足りない。ここには、「表情」や「人のよさ」はあるけれど、肝心の「行為」「行動」ってのがあまり描かれてなくって。役者の表情ってのは、一見、説得力があるように見えるけれど、映画に本当に説得力を持たせ、印象深いものとするのは、そこに盛り込まれるエピソードの方にこそあるんだと思うのです。本作はその点、少々弱い作品、という気がいたします。だいたい、最後のスピーチの場面で感動するとしたら、スピーチする姿に感動しているのやら、ベートーヴェンに感動しているのやら、知れたもんじゃないですし。あと、そうそう、どうしてこうも、ウィーン拠点の作曲家の曲ばかり挿入するんですかね、何とかイギリス音楽から見つくろえないもんですかね。こういうところがイギリス人の度量の広さと言えなくもないですけれども。 【鱗歌】さん [CS・衛星(字幕)] 6点(2014-04-21 23:41:32) |
【ホットチョコレート】さん [CS・衛星(字幕)] 6点(2014-04-06 08:34:52) |
19.おそらく、字幕で観てる時点で真っ当な評価ができないのでしょう。。勉強して、今度は字幕なしでチャレンジしたいと思います。 【なこちん】さん [DVD(字幕)] 6点(2014-03-10 01:01:36) |
18.話題の作品だったので大作のイメージを持っていたが、会話のやりとりがほとんどで派手な映画では無い。 それでも、歴史上の人物を描いているので見応えはあるし、途中で飽きそうな展開にもかかわらず最後まで一気にみせる。 ただし、含蓄はあまり無く実は平坦な映画だった、ということを冷静になると感じる面もあり。 【simple】さん [地上波(吹替)] 6点(2014-01-01 22:15:37) |
17.もう少し起伏があるか、ジョージ6世の内面に光を当たるほうが、私の好みです。 【みんな嫌い】さん [DVD(字幕)] 6点(2013-04-07 09:51:28) |
16.2010年度アカデミー賞に輝いた作品。 うまくまとまってはいるが、それほど心は動かされなかった。 【飛鳥】さん [DVD(吹替)] 6点(2012-12-05 15:53:49) |
15.《ネタバレ》 自分もアガり症なので参考になればーと思いつつ見ました。美術等の造形は美しく秀逸です。それぞれの役者の演技もキャメラの描写も鮮やかで楽しめましたが、登場人物の心の心情がもうひとつ踏み込んで欲しかった。例えばジョージ6世になり、ライオネルの元に再び訪れるのが唐突に感じた。どのような思いからの行動なのか表して欲しかった。秀作だがそれ以上の作品には感じなかった。 【reitengo】さん [DVD(字幕)] 6点(2012-06-20 23:01:12) |
14.《ネタバレ》 俳優志望のローグさん、実は演出家やプロデューサー、監督なんかの才能のほうがあったんですね。 |
13.淡々としたストーリーなのに飽きさせないのは、テンポの良い感じと役者さん達の演技のせいでしょうか。よかったです! 【Sea】さん [DVD(字幕)] 6点(2012-03-18 02:53:10) |
12.自分の知り合いにも吃音症の子がいるので、大音量のヘッドフォンを付けさせて、なんか読ませてみようと思います。 【ケンジ】さん [ブルーレイ(字幕)] 6点(2012-02-18 21:05:33) |