大木家のたのしい旅行 新婚地獄篇のシネマレビュー、評価、クチコミ、感想です。

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大木家のたのしい旅行 新婚地獄篇

[オオキケノタノシイリョコウシンコンジゴクヘン]
2010年上映時間:121分
平均点:6.00 / 10(Review 14人) (点数分布表示)
公開開始日(2011-05-14)
ドラマコメディ小説の映画化
新規登録(2011-06-20)【Q兵衛】さん
タイトル情報更新(2022-08-22)【イニシャルK】さん
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キャスト竹野内豊(男優)大木信義
水川あさみ(女優)大木咲
樹木希林(女優)占い師
柄本明(男優)濡れた男
荒川良々(男優)いいじま
山里亮太(男優)浦澤ヒデ
でんでん(男優)赤い人
片桐はいり(女優)但馬
橋本愛〔1996年生〕(女優)ヨシコ
村松利史(男優)じいや
緋田康人(男優)
綾田俊樹(男優)食品売り場の男
山本浩司(俳優)(男優)
鈴木福(男優)
秋月三佳(女優)女子高生
山内圭哉(男優)燕尾服の男
原作前田司郎「大木家のたのしい旅行 新婚時獄篇」
脚本前田司郎
撮影小林元
配給ギャガ
録音高橋義照
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5.竹野内豊と水川あさみのゆるい掛け合いは良かったけど、地獄演出は基本的にほとんどすべってるので、笑えるところで無理にでも笑っておかないと大変なことになる。
無駄に豪華なキャストを揃えたB級映画だけど、最終的にはなんだかいい話だったような気がしてくる不思議な作品でした。
冷静に評価するなら糞映画なのかも知れないけど、新婚地獄篇以外もあるならちょっと見てみたいような気もしたので、甘い評価にしておこうと思う。
もとやさん [DVD(邦画)] 6点(2015-01-22 15:55:28)
4.《ネタバレ》 原作者本人が脚本を書いているので基本的には原作通りと思われる。背景にある死生観や人生観については正直よくわからなかったが、少なくともストーリー的には「子はかすがい」というのが重要事項だったように見えており、ハネムーンベビーができるのかと思っていたら最後まで出なかった。代わりに従前のどうでもいいこだわりを捨てて、新しい炊飯器を買い直すことから始めましょう、という形で終わったらしく、これはこれで前向きなお話と受け取れる。ラストの妻の台詞が作為のない感じで好印象だった。 

この夫婦に関しては、コメディ調ながら人物像は極めて生々しく表現されている。序盤で徹底的にどうでもいい会話をしているあたりではどっちもどっちという感じだったが、向こうの世界では地が出たということなのか、夫の方が圧倒的に馬鹿に見えている。個人的にはこの馬鹿さ加減が不快要因になって素直に共感できないところもあったが、まあこれは劇中の赤青の区別にも関わるものなのかも知れない。自分は赤にはなれないのだろうと思われる(ヨシコちゃんと同じ側でいいです)。 

一方で劇中世界の設定に関しては、地獄というものの性質がどうなっているのか全く理解できない(魂を準備する場所に地獄というネーミングは適切?)が、映像的には異界感がほどよく出ており、また異種族間の交易の危うさといったものが表現されていたのは必然性に欠けるが面白い。これに対する序盤の現実世界でも、半端な場所設定(五反田?)や何の変哲もないショッピングセンターの風景とあわせて、倦怠感にまみれた雰囲気が視覚面でも印象的だった。
なおコメディ場面で笑ったのはマサハル君の退場、甘エビの食前処置と人物写真の説明だった。
かっぱ堰さん [DVD(邦画)] 6点(2014-08-12 19:24:53)
3.《ネタバレ》 夢を見ているような意味わからなさで、ゆるい感じで楽しめました、青い女の子がかわいいですね。
ないとれいんさん [地上波(邦画)] 6点(2013-10-03 09:14:13)
2.この国で地獄は長らく死とセットになった恐怖の場所であった。現代日本人はついにそこまでレジャーの対象にしたか。この夫婦、帰ってこられるのは当然と思ってちょっととしたエスニック旅行気分で旅立っていく。そのあっけらかんぶりには、地獄への怖れは感じられない(アリスの不思議の国への旅立ちをなぞったような段取り。時計うさぎの代わりにジャーを盗んだ柄本明、うさぎ穴の代わりに屋上のバスタブ)。この「あっけらかん」が本作の笑いのツボで、夫婦の緊迫感のない会話が面白い。鬼にやるチップの相場はこれくらいだろうか、とか。だからあくまで観光旅行であったほうがいいので、赤鬼の襲撃や温泉での事故など「身の危険」を感じさせる出来事は余計な気がしたが、なにせこういう話なので、まあどうでもいい(タイトルでも「たのしい旅行」と断わっている)。最初の森の道で「後ろがパレードみたい」ってあたりが個人的にはウケた。ホテルやナイトマーケットになると、エスニック旅行への「なぞり」が、少しハッキリし過ぎて膨らみがない。死者が最後に行く場所というより、これから生まれる者の待機所でもあるようで、そういう輪廻に日本人の死生観がうっすら残っていたか。ともかくリアリズム好きの邦画界では貴重な作品でした。森の道のシーンで二人を追ってカメラの上下がひっくり返るところ、中川信夫の『地獄』への挨拶と見た。
なんのかんのさん [DVD(邦画)] 6点(2013-03-10 09:20:00)(良:1票)
1.《ネタバレ》 もの凄くゆる~い映画でしたね。正直、何をどう評価すればいいのかもわからないです(笑)。内容がなにかあったかというと、ぶっちゃけないに等しいと思うし、、、。ただ、このゆる~い独特の笑いが面白かったことも事実です。特に、怠慢期の夫婦のアホすぎる会話がいちいち笑える。映画自体もそうだけど、それこそこの夫婦の会話は全く中身がなくて、どうでもいいことで言い合いをしている、それが面白いというね。そしてまた、地獄の世界が、なにからなにまでチープなんですよね。もの凄く安っぽくて、これまたゆる~い作り。CGじゃなく、手作り感をわざと出して、それによってこのゆるい世界を作り上げているから、要はマイナスを逆に魅力にしようという発想なわけでしょう。言うならば、「みんなと同じ競争はせずに、他のところで旗を立てます」みたいなやり方。そしてその方針は、功を奏している様に思えました。「濡れた男」がなんなのか、いまいちよくわからなかったけれど、まぁ、映画としては「怠慢期には、刺激が必要です」てのがメッセージなのかな(笑)。
あろえりーなさん [DVD(邦画)] 6点(2012-02-14 20:29:09)
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【点数情報】

Review人数 14人
平均点数 6.00点
000.00%
100.00%
200.00%
300.00%
4214.29%
5214.29%
6535.71%
7428.57%
817.14%
900.00%
1000.00%

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