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夢(1990)

[ユメ]
DREAMS
1990年上映時間:121分
平均点:5.83 / 10(Review 75人) (点数分布表示)
公開開始日(1990-05-25)
ドラマファンタジー戦争ものオムニバス
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タイトル情報更新(2024-03-08)【イニシャルK】さん
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監督黒澤明
助監督小泉堯史
米田興弘
演出本多猪四郎(演出補佐)
キャスト寺尾聰(男優)
伊崎充則(男優)少年の私
倍賞美津子(女優)私の母
建みさと(女優)桃の精
鈴木美恵(女優)
原田美枝子(女優)雪女
油井昌由樹(男優)パーティの仲間
根岸季衣(女優)子供を抱えた女
井川比佐志(男優)発電所の男
いかりや長介(男優)
頭師佳孝(男優)野口一等兵
マーティン・スコセッシ(男優)ゴッホ
笠智衆(男優)老人
常田富士男(男優)村人
東郷晴子(女優)村人
七尾伶子(女優)村人
本間文子(女優)村人
日野道夫(男優)
堺左千夫(男優)
坂田祥一郎(男優)
山田明郷(男優)
音羽久米子(女優)
渡辺哲(男優)
速水典子(女優)
外野村晋(男優)
名取幸政(男優)
加藤茂雄(男優)
伊藤敏八(男優)
記平佳枝(女優)
牧よし子(女優)
歌澤寅右衛門(男優)
脚本黒澤明
音楽池辺晋一郎
作曲フレデリック・ショパン「雨だれ」
撮影斎藤孝雄
上田正治
関口芳則(撮影助手)
原一民(撮影協力者)
プロデューサー黒澤久雄
配給ワーナー・ブラザース
特撮ILM/Industrial Light & Magic(特撮・合成技術協力)
作画黒澤明(絵コンテ【ノンクレジット】)
美術村木与四郎
部谷京子(美術助手)
衣装ワダエミ
黒澤和子
編集黒澤明
南とめ(ネガ編集)
矢船陽介(編集助手)
録音紅谷愃一
照明佐野武治
その他スティーヴン・スピルバーグ(提供)
野上照代(プロダクション・マネージャー)
原田大三郎(スチール)
東宝録音センター(スタジオ)
IMAGICA(現像)
あらすじ
黒澤明監督自らが見たという「夢」を映像化した8話からなるオムニバス。各話の冒頭に「こんな夢を見た」という字幕が入る。
ネタバレは禁止していませんので
未見の方は注意願います!
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1
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17.《ネタバレ》 黒澤明監督の作品にはまったく期待していなかったが、みごとに予想を覆された。傑作。
もともと本でも短編小説が好みなので、8話形式というカタチがとても良かった。
最初と2番目の話で幻想的なテーマをもってきて、後半は原発や環境破壊などのメッセージをもってくる流れも素晴らしい。
そして最終話で桃源郷のような場所で華やかな葬式を行うという構成の巧みさ。
印象的なのは映像美で、日本の伝統もしっかり入っていて、さすがに世界のクロサワだと見直した。
一番のお気に入りは、やっぱりゴッホのエピソードかな。寺尾聡が全体的に良い味を出している。
【2023.6再鑑賞】8点→6点
ひとつひとつのテーマが尻切れトンボのようで、えっこれで終わりとなる展開が多い。
初めの「狐の嫁入り」が典型。ここからどうなるか、が腕の見せどころなのだけど。
全部夢落ちなので、アリといえばアリ。でも消化不良。
その点、第2話「桃畑」は小気味良い終わり方で、いちばん良かった。
第8話「水車のある村」は、昔はこんな風景に憧れたが、さすがに演出が過ぎると感じた。
mhiroさん [CS・衛星(邦画)] 6点(2023-06-19 21:20:18)
16.確かにブランドなら何でもアリになってしまっているのかもしれないが、共感するしないは別として、巨匠のメッセージはしっかり伝わってくる。
マンデーサイレンスさん [CS・衛星(邦画)] 6点(2016-10-27 14:05:27)
15.第二期怪獣世代として生まれ、特撮映像に関しては円熟の職人芸から手抜き紛いのチャチな代物まで見て育った私としては、脳内の想像力まで動員して観たのでさほど不満はありませんでした。世界に名立たるKUROSAWA監督、こんな美しい夢を見て感動したんだな。こんな悲しい夢を見て部下のために泣いたんだろうな、とか。でもまあ、ここまでレビューされた皆様の言いたい事・お氣持ちもまた解ります。メークや仮装や、セットやフィルム合成の表現ですからね。この作品、写真表現とCGが得意なキリヤ監督や幻想をアニメ化して女性や子供の心を掴むのが得意な宮崎監督がリメイクしたら世間の評価はガラッと変わるかもしれないですね。私のこの言い方じゃ本末転倒・身もふたもなくレビューになってませんね。
役者の魂さん [地上波(邦画)] 6点(2016-10-27 11:52:24)
14.《ネタバレ》 「乱」と並んで、モノクロ時代の代表作よりも好きな作品。第2話の、段々の斜面で全員が勢揃いしている構図など、実に強烈である。いかにも「夢」でしか見られない場面という感じ。この辺の鮮烈で幻想的な描写に比べ、後半は登場人物が喋りすぎなのが気になる。夢なんだからそんなに人は喋らないと思うし、映像だけで十分語れるほどのものがあると思うけど。
Oliasさん [CS・衛星(邦画)] 6点(2009-03-11 01:14:13)(良:1票)
13.《ネタバレ》 最初、夢十夜を思い出しました。途中から漂流教室の文明批判が浮かびました。最初の2本が大好きです。百鬼夜行抄の世界です。ゴッホの話も好きです。個人的には残りがいまひとつでした。
omutさん [CS・衛星(字幕)] 6点(2007-06-08 03:47:10)
12.とても美しい映像の見る絵本。メルヘンチックで美しい映像美はとても印象的。最初の「狐の嫁入り」は子供の見た夢、話が進んでくると戦争の亡霊や原爆の恐怖、地獄絵図風など監督のメッセージ性もあって、この辺りはややおどろおどろしている。しかし最終話が水車のある美しい村の葬列がお祭りのように楽しげで美しいシーンになっているのは通してみれば日本の歴史のあれこれや、人の一生を描いて明るい希望になっているようでもある。かつての巨匠の力技ではないけれど、映像やいいたいことへのこだわりは十分感じられる。
キリコさん 6点(2004-07-01 18:12:29)
11.正直、決して名作だとも傑作だとも思わないし、中盤は冗長で凡庸だとすら感じた。それでも、終盤になると「うーむ…」と考えることも多い。要するに、夢というものには3種類あるのだ。①睡眠時、脳内で起こる記憶整理作用の名称②「こうありたい」という希望、大志の別称③過去の遺物、幻影。消え滅んで行くものの比喩。この作品を最初は①の羅列だと思っていた。しかし、違った。導入部分は確かにそうかも知れない、しかし最終話には、「日本はこうでありたい」という焦燥感すら憶える程の静かながらも凄烈な願望とビジョンが見える。それは明らかに②だ。そして同時に、日本の良いものたち、昔日の美しいものたち、日本の美しい風景が夢と消えつつある、飛沫の様に、うたかたの夢のように消えつつある、という深い深い憂いも感じる。それは③だ。「歳を取ると夢を見ることが多くなる、それは若い頃の夢を見る為だ」という素敵な言葉がある。世界のクロサワだってそれは同じだろう。どこか、日本映画が1番素敵だった時代に生きた「つわものどもの夢の跡」のような余韻を残す作品。映像よりもその行間に重みがある。「こんな夢を見た」その一言が、億千万を語る。これは、クロサワの見た、夢だ。
ひのとさん 6点(2004-05-17 22:28:13)
10.うーん、難解な作品。一つ一つのエピソードが短く儚いストーリーなんですけど、共感までには辿りつかなかったです。しかし、映像は素晴らしいものを随所に感じ取れたので、5点+1点です
シネマレビュー管理人さん 6点(2004-02-11 23:33:23)
9.1話目が一番良かった。最後に少年が花畑を行くシーンなんてすごく怖い感じがした。
ボーリックさん 6点(2004-02-03 02:04:58)
8.映画館で見てよかった! 1・2話凄いです、美しいのに怖い。それとエンドロールの川の映像と選曲が素晴らしいです・・・柄にもなく生きる道などに思いをめぐらせました。
ジマイマさん 6点(2004-01-30 21:13:11)
7.「こんな夢を見た」っていうフレーズが大好きです。
夢の中というイメージが上手く表現されていて、本当に寝てしまいそうです(良い意味で)。映像に興味をそそるような美しさが有り、正に幻想的な世界観を出すことに成功している。印象深い1本です。
おはようジングルさん 6点(2004-01-12 10:09:08)
6. 自分の見た夢を映画化できるなんて、なんて贅沢なんだ。でも狐の嫁入り、いかにも必死で練習しましたといわんばかりの一糸乱れぬ踊りで萎えてしまった・・・きっと黒澤怖かったんだろうな・・・
ロイ・ニアリーさん 6点(2003-12-18 07:53:13)
5.非常に美しく独創的な映像美には引き込まれることは間違いないが、映画全体としてはやや間延びする感があった。オムニバス仕立てなので一つ一つのエピソードは非常に興味深いストーリーとなっている。
鉄腕麗人さん 6点(2003-11-12 12:19:52)
4.長介が鬼をやるというので、ドリフ大爆笑の雷様を想像してしまった。長回しで好演してました。以後の活躍は黒澤のお陰でもあるかな?
ロカホリさん 6点(2003-11-03 00:29:05)
3.短編モノが好きなので、かなり楽しめました。どの映像も日本的な美しさが全面に出ていて見とれました。中でも「狐の嫁入り」の話が好きです。
sirou92さん 6点(2003-08-22 00:40:24)
2.映像は美しく、映画としても独創的で部分的には好きなんだけど、全体的には間のびする。
スマイル・ペコさん 6点(2003-05-28 14:10:19)
1.世間的には非常に評価の低い「夢」ですが、僕はそんなに嫌いではないです。確かに見てるこっちが苦笑いを浮かべるほどなにかの肩透かしをくらい、まったくもって巨匠の一人よがりの作品ではありますが、映像はもうほんとにきれいです。特に2話目のひな人形さんたちが踊るシーンはすごく美しい。話では4話目の兵隊さんのやつが好きです。しかし、最後に出てきたじいさんがやたら説教くさいし、いまさらいわれなくてもわかってるほど単純なことなのですが、そんな単純なことをテーマにするからこそ黒澤さんは偉大なんだろうなぁという気もします。
あろえりーなさん 6点(2002-08-09 17:24:41)
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【点数情報】

Review人数 75人
平均点数 5.83点
000.00%
111.33%
211.33%
31013.33%
456.67%
51216.00%
61722.67%
71621.33%
8810.67%
945.33%
1011.33%

【その他点数情報】

No名前平均Review数
1 邦題マッチング評価 8.50点 Review2人
2 ストーリー評価 5.75点 Review4人
3 鑑賞後の後味 6.00点 Review4人
4 音楽評価 7.33点 Review3人
5 感泣評価 7.66点 Review3人
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【ゴールデングローブ賞 情報】

1990年 48回
外国語映画賞 候補(ノミネート) 

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