8.《ネタバレ》 出だしからのリアルでコミカルな展開にその後の期待感も膨らんできますが、男運のない母親が落ち込んだ同居人の貧乏役者に優しくなっていくあたりからの無理矢理感は少々苦しかったです。大人の男女関係を悟っているかのような女の子の言動が健気なだけにちょっぴり可哀相でした。 【ProPace】さん [地上波(吹替)] 6点(2015-07-20 19:36:53) |
7.《ネタバレ》 ニューシネマ全盛の頃に生まれた作品にしては、ひねりのないストーリー。女性映画ということで観ましたが、女性の自立とかそういうテーマはなかったです。ギャーギャーわめく映画は苦手なので、ウッディアレンとかもあまり観ないのですが、感受性豊かな男性は、あのようにやかましいのでしょうか?傷つきやすいので、前もって、早口になって、自分を守っているんでしょうね。とにかく冒頭の二人が一緒に暮らすようになり、暮らし始める時のあの二人のやりとりは、観ててきつく、感情移入できなかったです。だから舞台で酷評された時の、リチャードドレイファス演じる主人公の痛々しさに、愛を信じられなくなった彼女が少しづつ柔らかくなっていき、愛するようになるところが自分には未消化。やはり傷ついた女性がまた愛し合うようになるのは2時間のドラマじゃ無理なんじゃないでしょうか?トレンディドラマのようにじっくり描かないと。そんな気がしました。思うにこの映画の主人公の彼女はあげまんなんでしょうね。彼女と付き合うと、出世して、男は遠くに行っちゃう。最後、また捨てられるのかなぁなんて思っていた彼女(この雨の降る中、もの思う彼女の表情はとても素敵です)が、公衆電話で電話しているドレイファスに大喜びするのが、よく分からなかった。やはり自分は女性の心理を理解するのが下手なんだろうと思います。 【トント】さん [ビデオ(字幕)] 6点(2011-04-24 09:06:59) |
【たま】さん [CS・衛星(字幕)] 6点(2006-05-10 22:32:41) |
5.70年代後半のいいニオイがいする映画ですね~美男美女じゃないから親近感も沸くし、こう言う女の人いるいる、ホントに愛にいい意味で飢えてる。会話のタッチもそれなりだけど、子供の存在がイマイチ中途半端やね~いる設定なら、もっとイジって欲しかったな~ |
4.やっと後半になって、というか彼の舞台後、急激に恋仲になりましたね。そこまでがちょっと長かったです。おもしろい細かな演出もあって、そこら辺は好感持てました。あとませた娘のキャラも。何はともあれ、三度目の正直で結ばれて良かったです。 |
3.好きになった相手が素直になれない人だと、大変ですね。 エンディングが良かった。 【よしふみ】さん 6点(2004-06-13 02:11:50) |
2.この作品でアカデミー主演男優賞受賞最年少記録を作った29歳のドレイファス、35歳のメイソンが若い。物語自体は、同じ屋根の下に男と女がいれば自然にくっ付くという永遠の法則をコミカルに描いた他愛無いもの。洒落た会話、軽妙な演技と、楽しんで見るか、陳腐と退屈するかは、その時の人それぞれの心境である。ちなみに俺の心境は・・・付けた点数でわかる?。だけど、女というか、人間というのは恋をすると、あんなに表情が明るく豊かになり、着ているものまで変えてしまうものかと、改めて思ったことである。 【きりひと】さん 6点(2004-06-10 07:33:29) |
1.この手の映画は大好きなはずなのに、話に入り込めなかったのが自分でも意外だった。大人2人のかけあいはよいとしても、ルーシーが絡んでくると引いてしまう。そもそも子供で観客の気を引く手法が好きでないのに加えて、こんな洒落た会話できるわけないじゃん!余計なこと言うな!と感じる場面が多かったように感じる。「今から観れば」という限定符つきだが、要するに彼女のオトナコドモのステレオタイプが余りに古臭く、「洒落っ気のある会話」というより「洒落っ気を出そうとしている会話」に聞こえてしょうがないのだ。ただでさえ田舎臭い2人をさらに田舎臭くするような演出では、せっかくの洒落たセリフも台無しである。確かにあの子がいると、2人の関係がはっきりするし妙味も加わるのかも知れないが、洒落た雰囲気を作るなら、ルーシーがもうちょっと引いた存在であっても良かったのではないかと思う。 |