3.《ネタバレ》 はぁ、またか・・・。
導入部分から前半にかけてはとても良い雰囲気だったのに。
中盤からはやはりお化け屋敷と化していく。
いや、いいんですよ。お化け屋敷。ただ手法が大きな音と、『突然ばぁっ!』の繰り返しは嫌いなんです。
ぞっとしたいんです。ぶるぶるしたいんです。ドキドキしたスリルを味わいたいんです。驚かせてほしいわけじゃないんです。
なんだからホラーはこーゆー路線のものばかりになりましたね~。
ストーリーやキャラ、そういったもので恐怖を演出してほしいものです。
途中からデイリーが主人公に協力してくれますが、それまでは主人公ひとりぼっち。ぼっちホラー。
好みじゃないんですよね~。シチュエーションやストーリーにもよりますが、やはりホラーは複数人いるほうが面白いです。
こーゆー映画にしては、最後がバッドエンドっていうのも後味が悪い。せめて『呪いは続いている・・・』くらいの余韻で止めてほしかった。主人公ファミリーの息の根止めてどうすんの。
亡くなった妻も、愛する夫と息子がどこぞの性悪ばばあ霊に呪い殺されたっていうのに、そんな穏やかに微笑んでたらだめでしょ。もうこの際ファンタジーになっちゃっても良いから、悪霊から夫と息子を守ってほしかったよ。
悪霊のおばさんだって、いろいろ事情はあるんだろうけどサ。あんたの息子を苦労して探し出して、再会させてあげたんだから、見境なく呪い殺してんじゃないよ。
え?そのほうが客にウケて金になる?そりゃ最低だね。