1.《ネタバレ》 監督が「アドレナリン」コンビになったことで、アベンジャーズに代表される他のアメコミヒーローからは、より差別化された印象。前作ではぬるかったアクションも、かなり激しくなっていて面白かった。
最近、破産や借金やらで、手当たり次第に映画に出ている感のあったニコラス・ケイジだけど、今回はノリノリで、変身後のゴーストライダーまで演じている。楽しそうなニックの姿に謎の感動。セクシーなエヴァ・メンデスの降板は残念。
また、バイクは前回のハーレー パン・チョッパーが変更され、採用されたのが新型のVMAX。北米仕様は200馬力を発揮するという、変身前からヘルバイクといっても過言ではないヤマハの旗艦である。僕も乗ったことあるけど、ニックがあんなふうに絶叫しちゃうのも納得のモンスターマシンだ。
テンポ重視で展開していくので、観た後に何も残らないけど、ゴーストライダーはそれでOKかな。カメラワークとかスゴイ凝ってて、バイクも含めて映像は見応えがあった。
余談だけど、ちょっと「ターミネーター2」を思い出した。ヒーロー、お母さん、その息子のロードムービーってT2とモロかぶりだよね。ニック自身は、今回は何もかぶってなかったみたいだけど。