2.《ネタバレ》 俺たち壊し屋!星から星へ不安定な惑星は爆破していくぜ!
エイリアンの脚本家とジョン・カーペンターがタッグを組んだ初期のSF作品は斜め上を行くシュールな世界。
呑気な音楽とともに始まる狭い男達の旅はトラブルの連続。どうみても風船にしか見えない謎生命体との攻防に(倒したらやっぱり風船だったというオチが最高)、悟りを開いてしまったAI爆弾の説得(こんなラフな話し方するAIイヤだ…)彼らは緊迫した状況かもしれないが雰囲気はやたらユルい。SFな設定やら特撮がしっかりしている分とてつもなくユルい。おい船長!あんたの事も言ってるんだぞ!
そんな彼らの旅もしょーも無い事故の結果終わってしまう。
生き残った一人はフェニックス流星群の仲間入りをし、船長はどっかに。主人公はなんとも潔いサーフィンで大気圏突入という、これまたシュールな締め方をして頂きなんだかこちらもユルい笑いで観終わる事が出来ました。
変な映画です。