バレット(2012)のシネマレビュー、評価、クチコミ、感想です。

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バレット(2012)

[バレット]
Bullet to the Head
2012年上映時間:91分
平均点:5.44 / 10(Review 16人) (点数分布表示)
公開開始日(2013-06-01)
アクション
新規登録(2013-05-27)【ヒナタカ】さん
タイトル情報更新(2014-06-02)【カニ】さん
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監督ウォルター・ヒル
演出J・J・ペリー(格闘指導&スタント・コーディネーター)
キャストシルヴェスター・スタローン(男優)ジミー・ボノモ
サン・カン(男優)テイラー
アドウェール・アキノエ=アグバエ(男優)モレル
ジェイソン・モモア(男優)キーガン
クリスチャン・スレーター(男優)マーカス
ジョン・セダ(男優)ルイス・ブランチャード
ブライアン・ヴァン・ホルト(男優)ロニー・アール
マーカス・ライル・ブラウン(男優)タウン刑事
佐々木功ジミー・ボノモ(日本語吹き替え版)
内田夕夜テイラー(日本語吹き替え版)
宮島依里リサ・ボノモ(日本語吹き替え版)
西凜太朗モレル(日本語吹き替え版)
東地宏樹キーガン(日本語吹き替え版)
檀臣幸マーカス(日本語吹き替え版)
撮影ロイド・エイハーン二世
製作アルフレッド・ガフ
マイルズ・ミラー
ケヴィン・キング・テンプルトン
製作総指揮ジョエル・シルヴァー
コートニー・ソロモン
スティーヴ・リチャーズ
スチュアート・M・ベッサー
配給松竹
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4.スタローンだとかウォルター・ヒルだとかジョエル・シルバーだとか、80年代なら無敵の顔ぶれといったところですが、今更・・・というのもあって、だから逆に、どんな意地を見せてくれるんだろう、と期待もしちゃうんですけどね。
残念ながら80年代の残り香もなく、単に、スタローン、すっかりジジイになっちゃったなあ、というありきたりな感想。
とりあえず歳はくってもマッチョなところはみせておこう、と、『レッドブル』の冒頭でシュワがハダカで戦ってみせたみたいに本作でもスタローンがプールサイドで乱闘やってて、こういう肌むき出しでの乱闘ってのは、痛そうというか、怪我しそうというか、そういう生々しい感じがあるんですけどね。ただ、歳食ってまでそれをやらんでも、他に何かあるでしょうに。
前科何犯だかの主人公の、過去の逮捕時の写真ってのが次々に出てきて、いかにもスタローンの過去の映画を振り返ってるようで(これランボーそのまんまやんか、と言いたくなる写真もあったり)、こうやって年齢重ねてきました、というのはいかにもハードボイルド作品向けのおいしい「ネタ」だと思うんですけどねー。どうしてハードボイルドのまま突っ走らずに「マッチョ系スーパースター」としての顔を出そうとしてしまうんでしょうねえ。って、まあ何せ、スタローンですから。
という訳で、ジジイにしてはスーパースター過ぎて、しかしスーパースターにしてはジジイ過ぎて、しかもお約束的に登場する「相棒」役ってのがワイルドスピードに出てたパッとしない俳優なもんで、この二人で映画を持たせるのはちょっとキツイなあ、と思ってしまうのでした。
鱗歌さん [CS・衛星(字幕)] 6点(2018-03-19 22:29:52)
3.《ネタバレ》  「女子供は殺さない」「義理人情に篤い殺し屋」というキャラクターを主人公に据える前時代的な潔さが、もう天晴。
 とにかく勧善懲悪が徹底していて、敵を次々に殺しまくり「死んでも誰も悲しまない悪党が死んだだけ」と堂々と語ってみせるのだから、これは凄い事です。
 上記の台詞に関しては、正直ちょっと引いてしまったりもしたのですが(きっと、この映画の世界では本当にそうなんだろうな……)と、納得させられる力強さがありましたね。
 往年の名匠ウォルター・ヒルだからこそ、出来た事なのかも知れません。

 そして、とっくに承知の上なはずだったのですが、それでもシルヴェスター・スタローンの風格と肉体美には、改めて惚れ惚れ。
 主演俳優を格好良く撮るという意味合いにおいては、文句無しで合格だったかと思う次第です。

 その一方で残念なのは、スタローンにばかり比重が偏り過ぎて、相棒となる刑事の影が薄く、バディムービーとしての魅力には欠けるように思えてしまった点でしょうか。
 何せ一番印象に残る活躍が、携帯電話で警察のデータベースから情報収集するという、刑事なら誰でも出来そうな事だったりするのだから、何とも寂しい限り。
 ラスボスとなる殺し屋を撃ってスタローンを救ってみせる場面も、あるにはあるのですが、正直そこに関しては「元相棒の形見であるナイフを首に突き刺す」という形で、復讐のカタルシスと共に終わらせておいた方が良かったんじゃないか、と思えてしまいました。

 途中、クリスチャン・スレーターがアッサリ殺される展開に関しても(まぁ、スレーターだしなぁ……)と、彼を好きなはずの自分ですら納得してしまうような予定調和の中にあるのに、相棒の刑事は心底から吃驚して「何故殺した?」と動揺していたりするものだから、ちょっと感情移入出来なかったです。

 そんな本作の価値を大いに高めているのは、斧を武器とした武骨なラストバトルでしょうね。
 相手役となるジェイソン・モモアも雰囲気たっぷりで、非常に重量感のあるアクションとなっています。
 ぶつかり合う斧の刃先からではなく、互いの筋肉から火花が飛び散っているかのような迫力には、大いに興奮させられました。

 スタローンが相棒の肩を撃って、彼の無実を証明してみせた後に、悠然と立ち去っていく後姿なんかも、これまた素敵。
 色々細かな不満はあったりしても、その格好良過ぎる背中を見つめるだけで、もう満足させられちゃうのですよね。
 何とも罪作りな背中でありました。
ゆきさん [DVD(吹替)] 6点(2017-11-18 18:43:16)
2.シュワルツェネッガーの『ラスト・スタンド』と併せて見たので余計にそう感じるのですが、60代後半でここまでの体力を維持し続けているスタローンの役者魂には心底恐れ入ります。シュワ氏が完全におじいちゃんとなり、小走りすらキツそうだった『ラスト・スタンド』と比較すると、上半身裸での格闘や、ジェイソン・モモアとのタイマンを余裕でこなす本作のスタローンは、本当に輝いて見えます。その一方で、歳をとって年季の入ったスタ氏の顔は、若々しさとは別方向での迫力を見せており、老いと若さが絶妙にブレンドされた現在のスタローンは、映画史上でも非常に稀なポジションにいると言えます。。。
ウォルター・ヒルの演出は、良くも悪くも昔ながらのものでした。勢いや迫力よりも風情を重視した演出により、殺し屋稼業というものをじっくりと映し出そうとしているのです。老いた殺し屋と若き刑事との掛け合いなど、それなりに見るべきものはあるのですが、その一方で、21世紀のアクション映画としては残念すぎるほど展開がチンタラしているという欠点も気になります。陰謀の正体も大したものではなかったし、こんなどうでもいい謎解きに観客を付き合わせることなどせず、もっとストレートに情念をぶつける内容にした方がよかったのではないかと思います。ジェイソン・モモア演じる殺し屋が非常に良かっただけに、黒幕ではなく彼をフィーチャーした殺し屋バトルにでもすれば、より盛り上がったのではないかと思います。
ザ・チャンバラさん [ブルーレイ(吹替)] 6点(2013-11-06 01:10:45)(良:1票)
1.運転席と助手席での対話が多く、その深度のない構図の反復も単調。
ならば、流れる背景だとか車内に入射する街燈の光などで画面に変化をつけて欲しい。

クライマックスの発電所廃屋も、三者それぞれの位置関係の提示が不出来。
音の反響で繋ぐなり、縦構図を利用するなり、現場機具をもっと活用するなり、
もう少し空間を活かして欲しい。

湯気に煙るプールでの乱闘も、『イースタン・プロミス』の後ではいささか物足りない。

が、数々のアクションをこなしてきたシルヴェスター・スタローンの
武骨で年季の入った面構えと、彼の発する低音の響きは非常に渋く印象深い。
『スペシャリスト』以上に、彼の声の魅力がよく引き出されている。



ユーカラさん [映画館(字幕なし「原語」)] 6点(2013-06-09 23:44:06)
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【点数情報】

Review人数 16人
平均点数 5.44点
000.00%
100.00%
200.00%
3212.50%
4212.50%
5531.25%
6425.00%
716.25%
816.25%
916.25%
1000.00%

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