12.《ネタバレ》 スタローンとカート・ラッセル、2人の敏腕刑事の活躍を描くバディムービー。
この分野は白人と黒人だったり、エリート刑事とハミダシ刑事だったりと対照的な凸凹コンビが
笑いドコロを挿入しながらそのギャップや対立を乗り越え、次第に心を1つにしていくというのがお約束。
本作ではスタローンがエリート刑事でラッセルがハミダシ刑事となっていますが、
スタローンの眼鏡をかけて高そうなスーツに身を包むエリート刑事ぶりがどうにも似合っていない。
序盤に「お前は何様のつもりだ?ランボーにでもなったつもりか?」みたいな台詞がありましたが、
やはりこの人はランボーもそうですが、不器用で人間臭いキャラが似合う。
そして罠にはめられて刑務所に送られて以降は2人のキャラの凸凹ぶりに大きな差が無くなってしまうのが残念。
この2人なので脱獄の際に見せてくれるアクションなど、見どころはちゃんと挿入されています。
見どころといえば、ラッセルの女装した姿は必見。なかなかはまっていたんじゃないでしょうか。