1.《ネタバレ》 “庶民女子がお嬢様学校に入学して巻き起こすひと騒動”といえば、少女マンガ王道パターンのひとつ。私は映画化されたものしか知りませんが、『笑う大天使』『花より団子』あたりが有名でしょうか。本作も同様のフォーマットかと思いきや、何やら『ライアーゲーム』や『神さまの言うとおり』のような展開に。まあ、タイトル的には正しい流れです。飛び散る脳漿を白色で表現するという斬新かつ腰の引けた演出も、オチで納得いたしました(理論は謎ですけれども)。『女子の事件は大抵、トイレで起こるのだ。』の感想でも述べましたが、ももクロファンの私にとって、“姪っ子”にあたるエビ中の柏木ひなたちゃんが主演という理由で、鑑賞に至ったワケですが、ひなたちゃんが想像以上に上手てびっくり。既に『偉大なる、しゅららぼん』でスクリーンデビューを果たしている分、場慣れしているのでしょうか。とても良かったです。謎解きの難度をもう少し上げていただけると、もっと楽しめたと思います。