13.観終わった後にモヤモヤしたものが残るんですね。 面白かったか?と言われると微妙ですが、記憶に残る映画ではあります。 助演賞はないかな・・ 【東京ロッキー】さん [インターネット(吹替)] 6点(2024-02-25 10:21:12) |
12.《ネタバレ》 2017年のアカデミー賞3部門受賞作品。 『グリーンブック』と本作で助演男優賞を受賞したマハーシャラ・アリ(フアン)の自然体の演技と、主人公の子供時代を演じた男の子の眼力が凄くて、前半はグイグイ引き込まれるけど、主人公が成長するに従って主題がボヤケてきてしまう。気がつけば説明もなくフアンが死んでるし??自伝的小説にはありがちだけど。 何度か映し出される'月夜'以外には、タイトルから連想されるほどの映像美は感じられないし、取り立ててカメラワークが素晴らしいとも思えない。ストーリーはお世辞にもおもしろいとは言えない。2016年は、『Lion』『La La Land』『Arrival』『Hidden Figures』など豊作の年だったにも関わらず、それらを差し置いて作品賞を受賞しているが、はっきりいって本作が一番魅力を感じない。 でも、最後まで寝落ちもせずに惹きつけられる何かがあった。 LGBT、いじめ、貧困、、、そういう普段表に出ない部分を日常生活に溶け込ませて普通の物語として淡々と作り上げたことが評価された理由。 【めたもん】さん [インターネット(字幕)] 6点(2022-09-12 15:31:51) |
11.不思議な感じの映画。画質はキレイで、物語はそれほどの盛り上がりでは無いにも関わらず惹きつける。 でも、終盤でトーンダウンして、より内省的になる。 観る価値はある。でも評価が難しい。 【simple】さん [インターネット(字幕)] 6点(2020-08-22 13:46:12) |
10.《ネタバレ》 月の光。ある日陰者の人生に一筋差し込んだ、といった映画だが、内容は(無駄をこそげ落して)かなりシンプルかつスリムで、序盤と終盤はその割りにテンポが遅くも感じる。一方で、映像や音楽の美しさ・センスの良さは非常に見事と言えるクオリティ。どちらかと言うと雰囲気映画の部類だとも思うが(誤解を恐れずにハッキリ言えば、あんまり内容は無い様な作品、かも知れない)、その乾いた空虚さもやはりハイセンス。どっちにせよ玄人向きな作品かと。 【Yuki2Invy】さん [DVD(字幕)] 6点(2020-04-12 23:19:54) |
9.《ネタバレ》 観賞前にこうかなと特に予想してたわけではありませんが、こうも淡々とした筆致なのは意外でした。 一人の黒人男性の中年期までを三部に分けて言葉少なに紡がれる物語。黒人のシングルマザー、しかも薬物中毒、ゲイ、売人と宜しくない環境下での彼の人生の困難を想像するのは難くないですが、それにしても”語らなさすぎ”に感じました。少年期も青年期も、うんそれで?と思ったらさらっと幕を閉じて数年後に飛んでしまう。よっぽどシャロンの人生に強く共感できる人でないと物語に入り込むのは難しいのではないでしょうか。 こういった内省的なテーマは例えばヴェンダースやジャームッシュらが発表してきた分野かと思うのですが、彼らのような先達が表現してきた生き辛さと、それへ示された包容力を上回る出来とまでは思えませんでした。この手のテーマ作品はこれまでマイナーな単館上映扱いだったのに、比べて本作はアカデミー作品賞なのですね。「ラ・ラ・ランド」が賞レースを席巻する中、近年盛り上がっている「白人びいき」という批判をかわすための配慮が多いに働いたと思うのは私だけですかね。 実際「ムーンライト」の好評価内容は「映像が美しい」というものがとても多い。物語性云々より、まず画が人によっては刺さるみたいです。ヴェンダースだってすごく美しい映像だったよ。観たのは名画座だったけど。 【tottoko】さん [CS・衛星(字幕)] 6点(2019-05-27 21:19:36) |
8.《ネタバレ》 3つの時代に分れて物語は進む。幼児期には父親代わりになる麻薬ディーラーとの出会いが、青年期には貧困とイジメと暴力が、大人期には恋焦がれた相手との再会が描かれる。各時代のエピソードは大きくなく、それぞれじっくりと語られることでドラマとしての魅力的。現代のアメリカが抱える社会的背景を反映した恋愛映画として評価されたのだろうけれど、日本人にとってはそれほど胸には響かないかもしれない。 【カワウソの聞耳】さん [DVD(字幕)] 6点(2019-01-04 10:40:08) |
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7.《ネタバレ》 アカデミー賞で呼び間違えられたという以外、なんの予備知識もなく見た。 これはいわゆる恋愛映画ですね。 大人編ででの、相手に未だに恋していることを言ってひかれるのでは?というのと、もしかしたらまだ自分に興味があるのではという思わせぶりの 感情表現のやりとりが絶妙で、ゲイという自分には理解が難しい分野を通り越えて、普通に恋愛映画のように楽しめた。 ただ、それ以外の部分は、よくある悲惨な人生という内容であったのでこの点数。 まあ、面白かったんですけどね。 【シネマファン55号】さん [インターネット(吹替)] 6点(2018-10-05 14:14:35) |
6.《ネタバレ》 佳作。つまらない映画ではないが、これがアカデミー作品賞なのか、という感じ(「ラ・ラ・ランド」の方がよかった、とは言わない)【ネタバレ注意】少年、青年、大人、というそれぞれを描いているのだけれど、とにかく「最後がそれ?」という印象が拭えない。このストーリーで最後が友情(愛情)物語になるとは思いもしなかった。あの場面でゲイに目覚めたという話だったの?というか。そしてケヴィンの言う通り「お前がまさか」な展開である。かつて自分がイジメとなる原因を作った(そのように母親を追い込んだ)ヤクの売人になろうとは、たしかに“驚きの展開”以外の何物でもない。あっさり死んでるフアンはさておき、ケヴィンが自分を殴ったときは(被害を申告しなかったからだろうけど)何の咎めもなかったようなのに、テレルを椅子で殴りつけたら(たぶん初犯なのにテレルに被害届を出されて?)あっさり少年院に行くシャロン。黒人、イジメ、同性愛といった難しいテーマに取り組んだ意欲作なのかもしれないけれど、絶賛する気にはなれなかった。 【mohno】さん [CS・衛星(字幕)] 6点(2018-03-06 18:58:36) |
5.《ネタバレ》 厳しい貧困の中に生きる、黒人で同性愛者の青年の半生を淡々と見つめたヒューマン・ドラマ。確かに良くできているとは思うのですが、話がこじんまりと纏まり過ぎていてなんか普通でした。アカデミー作品賞受賞ということで期待が高すぎたのかもしれません。 【かたゆき】さん [DVD(字幕)] 6点(2018-01-09 19:48:17) |
4.《ネタバレ》 2017年アカデミー賞作品賞に輝いた、ゲイの男性の半生を描いた作品。自分がセクシュアルマイノリティではないので、鑑賞後に色んなことを考えたが、たどりついた結論は『対象が異性でないだけで、恋愛の過程は似ている』だった。 恋心の芽生えや、かつての想い人との大人になってからの再会などが妙にリアルだから、余計にそう感じたのかもしれない。 メディア等では映像美や音楽が褒められているが、特にそれらには惹かれず、少年時代に味わった周囲からのゲイ差別や、成長してからの売春婦の母親との和解、といった現実感を見せてくれたところに賞賛したい。 ただ正直、作品賞受賞というスケールの大きさに匹敵する満足度かと言われると微妙。 【カジノ愛】さん [インターネット(字幕)] 6点(2017-12-11 07:50:07) |
3.これでアカデミー賞?という感じ。 ジャケットのメッセージ性と美しさに作品が追いついていない。 まったく無名でまったく期待せずに出会っていたらもう少しましな印象を受けたとは思うけど。 |
2.やっぱりゲイは理解できなかった。ララランドだと思う。 |
1.如何にもアカデミー賞作品といった趣き。ストーリーは陳腐で退屈。悪くはなかったけど、DVDになってから家で見てもよかったかな。 【kaaaz】さん [映画館(字幕)] 6点(2017-04-09 19:41:04) |