エタニティ 永遠の花たちへのシネマレビュー、評価、クチコミ、感想です。

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エタニティ 永遠の花たちへ

[エタニティエイエンノハナタチヘ]
ETERNITY
(ETERNITE)
2016年ベルギー上映時間:115分
平均点:6.00 / 10(Review 2人) (点数分布表示)
公開開始日(2017-09-30)
ドラマ
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タイトル情報更新(2024-08-29)【Cinecdocke】さん
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監督トラン・アン・ユン
キャストオドレイ・トトゥ(女優)ヴァランティーヌ
メラニー・ロラン(女優)マチルド
ベレニス・ベジョ(女優)ガブリエル
ジェレミー・レニエ(男優)アンリ
イレーヌ・ジャコブ(女優)
トラン・ヌー・イェン・ケー(ナレーション)
脚本トラン・アン・ユン
作曲フランツ・リスト"Années de pèlerinage II, S. 161: 1. Sposalizio"
撮影リー・ピンビン
美術トラン・ヌー・イェン・ケー
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2.《ネタバレ》 生と死、そして愛をひたすら綴ったドラマ。

ブルジョア階級の話なので、これだけ優雅に暮らしているくせに、不幸ぐらい我慢しろ!と言いたいところが、それを言ってしまうと身も蓋もなく、罵声をくらいそうなので、止めておく。

トラン・アン・ユンとリー・ピンビンの組み合わせで、映像が美しくないはずはなく、時折入ってくる屋外の映像は、息をのむ美しさ。

内容は極めて退屈。
人間はそんなに簡単に死ぬんか!と、ツッコミを入れたくなること、しばしば。

そうは言っても、メラニー・ロランの美しさにみとれてしまった。
女性の美しさをうまく切り出した作品でもあると思う。
時間に余裕のある時に、ゆっくりと心を預けるように見惚れるべき作品。
にじばぶさん [DVD(字幕)] 6点(2020-11-15 17:47:34)
1.《ネタバレ》 極力台詞を抑え、絵画のように艶やかな映像に徹した作りは、フランス映画には珍しくないことだが、これが今までアジアを舞台に映画を撮ってきたトラン・アン・ユンだとすると意味合いが違ってくる。上流社会の多生多死を一定の穏やかさで淡々と描く点では初期作品『青いパパイヤの香り』に似ており、原点回帰と言える。現代みたいに医療が発達していない19世紀末、早死にする子供も少なくない。女は命を賭けて繁栄の象徴である多くの子孫を残そうとする。新たな命に多く巡り会うも、先立たれてしまう命も多い無常感があり、東洋思想とは無縁ではなかろう。家族の繋がりが濃密で、人と人との繋がりを大事にし、お互いに助け合う当時において、女性の社会進出、他者との関係が希薄になっていく現代の多様な価値観とは相容れない部分がある。それでも、いくら裕福で幸せの形が時代と共に変質しても、出会いと別れは人間の器を大きくする。
Cinecdockeさん [DVD(字幕)] 6点(2018-05-06 18:06:41)
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【点数情報】

Review人数 2人
平均点数 6.00点
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