1.今日は仕事の打ち合わせがあったんだけど、アレだ。
一瞬で終わったんで一日が暇になった。
んで、場所は川崎だったんで、だったら映画にでも行こうと探したら…今日からやってたのが…
――「ククルス・ドアンの島」
折角なので観に行くことにする。
まぁ、結論から言うと観終わった後で、もう一本観た。
3度目の「シン・ウルトラマン」なんだけども。
何で観に行ったの?って聞かれたなら、まぁ…答えは察してくれ。
んで、「ククルス・ドアンの島」の感想。
正直、ネタバレ的な事は言えないけど…色々と書いてみる。
言っておくと……劇場版の「ガンダム」としては最低。
けど、「映画としては普通に纏まってた」と思う。
そういう訳で、ガンダムへの依存というか…カタルシスを求めてるならガッカリすると思う。
更に言うなら「オリジン」が好きじゃないなら……うん、辞めた方がいいかも知れんね。
実は、俺は「オリジン」自体(漫画は好きだけど)映像では好きじゃない。
なので、一言で語るなら「あのテイストでやっている映画」と思っても良いと思う。
更に言うなら、元々はTV版のククルス・ドアン自体「モビル・スーツの登場も少なかった」ので、オリジンでは好評だったモビルスーツの戦闘も「新しいモビルスーツも出ない」のもあって新規性はゼロだった。
それはそうと…アレだ。
俺は「トムソーヤの冒険」など、世界名作劇場が好き。
ってか、コレ系の作品なら「ガンバの冒険」や「じゃりン子チエ」も超好きだ。
なので、今回「ククルス・ドアンの島」に関しては(俺的カテゴリーだと)同じ雰囲気なので、好意的に観れたんじゃないかなーと思ってる。
でも、Blu-rayが出ても買わんな、きっと。
あ、劇場にあったんだっけ?
うーん…買わんかったけど、まぁいいや。
ともあれ、これは映画の尺でやっていい話じゃなかった。
画のクォリティーも、美術的な感じも完成度が高かったけど…ストーリーとか(連邦側の)キャラ配置や構成もあまり好きじゃなかった。
好きなキャラなんで期待してたんだけども…あのスレッガーを出した意味あるんか?
連邦側のアムロ捜索部隊のキャラ達、アレらを滑り込ませて出す意味って、一体どこにあったのか?
いやー…終わった後…結構マジで悩んだ。
ってか、文句ばっかりになりそうなんだけど…うん。
好い所と言えば、ククルス・ドアンという男は(俺的に)かなり好きだ。
んーと、それくらい…かな。
けど、安彦さん。
才能は有るんだから…もうファースト・ガンダムは辞めた方がいいと思う。
ファーストに関しては、もう富野さんの世界観の把握と演出じゃないと、色々と腑に落ちない箇所が出て来るから。
例えば、モビルスーツの性能構成とかだけど…安彦さんの頭に入ってない気がするなぁ…マジで。
やってもオリジナルのガンダムとか、全く違った作品が良いと思うよ……いや、やらせて貰えるならさ。
ともあれ、観終わった後…
特に「新しく欲しい(オモチャの)モビルスーツが無かった」という。
うん、コレってのは結構、俺的には破滅的な感想。
少し寂しいなぁ…マジで。
いや、悪い映画じゃないとは思うんだけどね。
ガンダムに魅入られてないなら。
かなり贔屓目だけど。