1.NSDを発病させるウイルスで50億の人名が失われた後の世界は、症状を抑えるアブソロンの定期投与が不可欠で、購入出来ない者は死を待つだけ。貨幣無き世界で時間で支払うというのが説明不足であるのと、主人公のタイムリミットの切迫感が無いモヤモヤを横に置いておけば、病気根絶の新薬を巡る陰謀に立ち向かう刑事という筋立てでの、クリストファー・ランバート、ケリー・ブルック、ルー・ダイアモンド・フィリップス、ロン・パールマンのこなれた感ある演技はまずまず楽しめるものでした。
過去3回のワクチン接種において高熱で難儀した事を思うと、自己責任での選択ながら何が正しいのか考えさせられるところもありました。