9.パターンに徹するその臆面のなさを、勢いにしている。ストーリーは決められたコースの上を完璧に制御されて走っていく。冒険にチャレンジする若者、どんどん美しくなっていく娘、策略を弄する体制、伝説の父親(ダメな父と強い母がいて、その父とつながっていくハムレット的構図)。ダンスと感情を並行させる。いさかいのときのタンゴ、恋が芽生えるルンバ、そして意志の塊のようなフラメンコ。ダレそうなとこになるとフラメンコの伝授などがあって、見せ場見せ場をつないでいる。画面をいじくりすぎるのは、やがてこの監督の看板になっていくわけ。父親に関する回想シーンなんか面白かったけど、ダンスそのものの面白さはあんまり出てなかった。ソツはないけど、いい若いモンが作るなら、もっと本質的なところで冒険をしてもらいたかった気がする。まあそのためにやがてハリウッドに進出できたわけか。 【なんのかんの】さん [映画館(字幕)] 6点(2011-12-26 12:16:38) |
8.ダンスシーンは圧巻でした。当時は知らなかったことだけど、バズ・ラーマンらしい色彩だね、真紅のカーテン好きなんだ。ただ女優のメイクがケバイ。なんかギトギトしてて、暑苦しかったデス。「タイム・アフター・タイム」のかかるあのシーンが好き。全体的にコミカルでテンポもいいし、けっこう楽しめました。 【envy】さん [CS・衛星(字幕)] 6点(2005-12-10 18:21:09) |
7.なんかスゴイ邦題で・・・一瞬ひきますが。でも楽しいです。最近再見しました。ダンス好きなんで、単純に楽しい。言わせてもらえばSTORYは単純。でも読めても楽しいというのがスゴイのです。にしてもポール・マーキュリオ、カッコいいのに消えてしまいましたねえ。彼は何者だったのでしょうか。 【タマクロ】さん [映画館(字幕)] 6点(2005-11-26 09:44:26) |
6.これは、オーストラリアの映画なんですよね。だからどうしても、既存の西洋社会に対するゆがんだ憧憬のようなものを感じてしまいます。フラメンコを踊ると、ヒロインが突然美人になったりしちゃいます。スペイン系の移民の家族が、ステロタイプでって、そんなことを求めてはいけない映画です。娯楽ですから…余計な話ですが、芸能人ダンス選手権って、この映画から着想したのでしょうか? 【クゥイック】さん [地上波(字幕)] 6点(2005-06-23 19:11:14) |
5.出演人に特に思い入れはないし,ストーリーもどっかで聞いたことあるような内容なんですが,なんと言っても競技ダンスシーンでしょう.それ自体,私とはまったく縁のない世界で,興味も魅力も感じてませんが,これは結構見応えありましたよ. 【マー君】さん 6点(2004-06-06 23:25:43) |
4.主人公がかっこよかった。売れると思ったんだけどなぁ…その後聞かないなぁ…「ポール・マーキュリオ」。自分の為のメモにヒロインのフランは「タラ・モーリス」 【あかりん☆】さん 6点(2004-01-19 09:39:32) |
3.ダンスの好きな人は見るだろうな、当然。で、私は見た。ストーリーはどうということもない。やはり、ダンスを見る映画でしょう。ダンスとしてはまあまあ。バーン・ザ・フロアなんかに比べちゃうとやや寂しいけど。それから、断然原題の方がいいんだけど、どう訳したらいいか分からないから、やっぱこうなっちゃうのかな? 【大木眠魚】さん 6点(2003-07-03 01:16:50) |
2.いやぁ~、キャラクタが濃いっすねぇ~。その割にはダンスが最後まで中々上達しなかったウスウスの相手役の女優さんにはちょっとガッカリでした。彼女の家でダンスのレッスンをするシーンは少し「ベスト・キッド」入ってたしね。ま、それはさて置き、「パソドブレ」の演技には10点!10点!10点!です。「タイム・アフター・タイム」のテーマソングはベストキッド!じゃなくてベストマッチでした。 【さかQ】さん 6点(2001-12-08 21:28:04) |
1.「Shall we ダンス?」を観て、返す刀でこちらも鑑賞。確かに社交ダンスって、キッチュで怪しい雰囲気は世界共通みたいです。でも音楽やダンスをテーマにしたものって、観てて気持ちいいですね。ストーリーは日本の少女漫画みたいですけど、それなりに楽しませてくれました。バズ・ラーマンの出世作に6点献上。 【sayzin】さん 6点(2001-09-17 18:23:56) |