象のなみだのシネマレビュー、評価、クチコミ、感想です。

象のなみだ

[ゾウノナミダ]

2005年【日】 上映時間：20分

平均点：4.50 / 10点(Review 2人) 

公開開始日（2010-06-19）

（ ドラマ・ショート（短編映画））

監督	吉田浩太
脚本	吉田浩太
編集	吉田浩太

あらすじ

ラブホテルで激しく互いを求め合うカップル。女の発案で二人はホテルを出て動物園に向かう。いろいろな動物を眺めつつ仲睦まじく童心に帰る二人。しかし、急に真剣な表情になった女の口から出た一言によって二人の間に亀裂が走る。吉田浩太監督が、自らの実体験を基に描く一組の男女のショートストーリー。

【タコ太（ぺいぺい）】さん(2022-10-27)

【クチコミ・感想（6点検索）】[全部]

1．《ネタバレ》　冒頭のラブホテルシーンだけ観てしまうとポルノ寄りの作品かと思ってしまうところですが、未熟なカップルが自らの内面を見つめつつ二人の関係を見つめ直し、（少なくとも女子の方は）やがては相手のことも見つめ直すというラブストーリーと受け止めました。ショートフィルムならではの展開ですね。

ラストシーン、彼女の瞳に映ったのは何だったのか？ベッドで語った思い出話のように、象の前に佇む彼氏だったのか？それとも象の瞳に吸い寄せられ、吸い込まれて行く自分の背中を見ていたのか？そして、その先に待ち受けているのはハッピーエンドなのか、それとも別れなのか？狼狽え泣き崩れるばかりの男に情けなさと怒りを感じつつも、エンディングではどこかこの二人の行く末に対して晴れやかな気持ちを抱きました。

【タコ太（ぺいぺい）】さん [インターネット(字幕)] 6点（2022-10-27 11:51:19）

【点数情報】

Review人数			2人
平均点数			4.50点
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