1.この作品を見始めて、とちゅうであれ?と思って、止めてアレンとスンイーのスキャンダルについて思わず調べてしまいました。スンイーという人は、あの「マンハッタン」に出てくるマリエルヘミングウエイ扮するアレンの若い恋人のイメージそのまんまだなと思いました。本人もこのドキュメンタリーの中で「マンハッタン」が好き、と言ってますけど。やっぱりドキュメンタリーはなまなましくてなんかなあ、と思いました。よくこんなものアレンが撮らせたもんだ、と不思議な感じです。でも、最後のシーンでアレンの母が「彼の映画は架空の物語だから好きだ」と言ったのは、すべての作家にとっての至言だといえるでしょう。私は点が甘い方なんですが、ドキュメンタリーはずるいので-4点。でも、あのアレンママに6点すべてをささげます。