|
4.この作品、テロ以前に作られたものなんですね・・・。まるで、ドキュメンタリーを見ているようで、すぐに惹き込まれました。ああいう状況下では誰の事も、言葉も、信用できない・・・悲しいことですが、それが現実でしょう。皆、自分が生きるのに精一杯ですから。他の方も書いていましたが、あえてラストを描かなかった、その事にこの映画の真髄が伺えたような気がしてなりません。 【うさぎの餅つき】さん [DVD(字幕)] 6点(2007-07-22 16:58:15) |
3.タリバン政権下のアフガニスタンを描いた作品。どこまでがリアルで、どこまでがフィクションかはわからないが、どれもが現実なのではないかと思わせるものがあります。お話的には中途半端なところで終わっているような感じがするのですが、これはこの後主人公ナファスがタリバンに受ける仕打ちが酷すぎるので描写できないということなのでしょうか。良くも悪くも、いろいろ考えさせられます。 【tantan】さん 6点(2004-08-25 00:33:03) |
2.《ネタバレ》 地雷はここそこにあるし、誰が信用できて出来ないのか解らないし・・・底知れぬ不安と恐怖の中、妹を助けるためひたすら前に進んでいく女性。ちょうどイラク戦争の最中に見たからいろいろリンクしてしまった。ラストの手前までドキュメンタリーを見てるように見入ってたけど・・・お願い、映画なんだからラストを頂だい! 【桃子】さん 6点(2003-10-31 19:41:24) |
1.ドキュメンタリータッチでありながら、ヘリからパラシュートで義足が降って来るというシュールな虚構を取り入れることにより、事実よりもより一層生々しく“アフガニスタンの現実”が伝わってくる。内戦の悲劇を一歩引いた視線で捕らえ、淡々としかし目を逸らすことなく描く。この映画が9・11同時多発テロの前に撮影されたものであり、テロゆえに注目を集めたことも観客は忘れてはいけない。話題にして終わり、という扱いは許されないはず。 【山岳蘭人】さん 6点(2002-02-09 22:10:41) |