7.最初、絵に描いた様な幸せな家庭(大草原の小さな家みたいな家庭)が、インディアンに襲撃を受けて、毅然とした母親とか殺されてしまう。残酷な演出だよね。こういう話って、現代に置き換えて、たくさん創られている。「悪」がこの映画のインディアンの代わりに、ならず者だったり。アメリカって建国してまだ二百数年しか経ってないので、こういう映画で描かれているようなことを、ちょっと前に経験したんだ。あんな荒野の一軒屋って無防備もいいとこだ。アメリカ人が銃を離さないのもこの時代の恐さがDNAに刷り込まれているからかもしれない。この映画の目玉であるジョンウェインはカッコよかった。
(2度目鑑賞)
西部劇は何も決闘シーンの映画ばかりではない。
インディアンとの熾烈な争いも西部劇のポイントである。
これは後者。
ジョンウエインが演技している貴重な映画。何せそこにいるだけで映画になる俳優だから、こういうのは貴重になる。
ちょっと捻たカーボーイを演じている。
しかし、唯一の肉親の妹を助け出して、一言「家に帰ろう」と優しい声でいう。
これが、今まで嫌な奴だった分、ドカンと効く。
結婚式での喧嘩の場面も「静かなる男」同様、好きですね~、フォード監督♪