15.《ネタバレ》 ???? デビッドリンチはアートである、という話を聞いたことがあるが、 この映画ってアートなんだろうか? 映画として事態がきちんと収まるとこに収まっていれば、何も言うことないのだが、 よく分からなかった。 「ブルーベルベット」は面白かったけど、これはちょっと・・ 自分にはリンチは合う作品と合わない作品があるみたいです。 【トント】さん [ビデオ(字幕)] 6点(2019-08-25 09:06:47) |
14.《ネタバレ》 この映画のジャンルはデヴィッド・リンチ、とは言い得て妙。もうほんとに、いかなる作品かと問われればリンチです、としか。 もちろん、ハナっから期待はしていなかった。こう、どこかで理解がいっぺんに進むような謎解きがあるだろう、とは夢にも。 それにしたってなあ。独房の中にいたビル・プルマンが別人になってました、ときた日には「これで観客についてこいと?」と度肝を抜かれる。頑張ってついていったけど。 素直な客を薄暗い迷宮へ連れ込んで置き去りにしてしまうリンチ監督。何がすごいって、こんなヒドイ目にあわされているのに、なぜだか最後まで観てしまうってことだ。考えてしまっている。・・これはピートの頭の中なんだ、とか白塗りのアイツは現実と妄想の橋渡しか?とか。何もないのに何かありそうな。それともこっちの頭が悪いだけなのか。 D・ボウイのミステリアスな歌声も妙にマッチする、理解不能なれど魅惑のリンチワールドであります。振り回されたい方はぜひ。 【tottoko】さん [DVD(字幕)] 6点(2016-08-05 23:31:28) |
13.もはや、デヴィッド・リンチという映画のジャンル。 【タケノコ】さん [DVD(字幕)] 6点(2014-10-15 02:00:04) (良:1票) |
12.自分にとって、初めてのリンチ作品。 台詞の間や引きのカメラアングル、1シーンをノーカットで撮っている時間が長い等、日本映画っぽいな・・・と思っていたのも束の間。 すぐに次のテイストに変わり、話も急展開をみせたりする。 しかし、最後に全ての謎が解かれて終わるものだと思っていたのは、甘かった・・・。 かなりの謎を残して、というより最初から辻褄が合わないように作られていたので、まんまとリンチ監督の思惑にはまったまま終わってしまった・・・。 その点は消化不良だが、音楽、映像は美しいので理不尽な世界に浸ってみたい方にはおすすめ。 |
11.「リンチが帰ってきた」みたいな売込みをしているらしいけど、一度観ただけでは正直よくわからんかった。かといって2度目を観たいとも思えなかった。 【珈琲時間】さん [DVD(字幕)] 6点(2007-05-28 13:16:10) (良:1票) |
10.そもそもディヴィッド・リンチという人はずっとこういう作風でやってきた方なので、映画の大半が解釈に苦しむ展開であっても、私は理解出来る部分に酔うという楽しみ方をしています。意味不明なのについつい引き込まれてしまう辺りがリンチの鬼才たる由縁です。ミステリーマンとか出てきたり、夫婦が一人二役と二人一役で絡んでみたり、はなから判らせようなんて気がありせんからね(笑)でもこのダークな世界につい足を踏み入れたくなってしまう(「ブルーベルベット」「ツイン・ピークス」「マルホランド・ドライブ」も同様)のが不思議な感覚です。あとこの作品がリンチの盟友ジャック・ナンスを観られる最後の作品になりましたね、非常に残念です。 |
9.フラレ男ビル・プルマンがどういう経緯があったのかデヴィッド・リンチの作品に登場したというのが意外でした。たしかこの前後に彼は大統領にもなったのね。プルマンが最もはじけていたころではなかろうか。さて、今さらリンチ作品の説明のつかないあらすじにどうこう言うつもりはないです。音楽は最高だし、暗闇の疾走に燃え上がる炎、これでよいのです。デジャブのようでもあり、いつまでも同じことが繰り返し続く迷路みたいな作品でした。 【envy】さん 6点(2004-08-23 23:56:51) |
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8.純粋に楽しめた。内容をちゃんと紐解いてないのだから、純粋にという表現は間違いなのかな?(笑)。でも売春で旦那さんにこれ程のアウトゾーンに入った殺人をされてしまう奥さんも凄いなあ…。リンチの「人の心の悪」・「メビウスの輪」は常に存在するテーマなのだけれども、同じテーマの手塚治の火の鳥の様に暗くならないのは、「カルマ」が存在しないからなんだろうなと感じる。リンチは人の「悪」を別人格として存在させるけれど、私はこれを「象徴」というよりも、「人格を突き動かす超越した存在」と感じる。リンチは「人間そのもの」と「悪意」をわけて、罰せられるべき存在を人間外におき分けている様な気がしてならない。リンチって人の心の闇を表現する割には人間に対して楽観主義者と感じる。「死」が絡みながらも、常にどこかしら妙なオモシロさがあるのはそのあたりなのじゃないかしらん。彼に戦争映画は撮れないだろな。 【夢の中】さん 6点(2004-03-06 04:47:39) (良:1票) |
7.見終わった後に、なんとも言えない”もやもや”が残る。決してハッピーな感覚ではないが、嫌いな感覚でもない。さまざまなシーンを思い出し、自分なりにストーリーを巡らせ楽しむこともできる。でも、何度見ても理解できないものは理解できない。それがリンチなのだろうか。 【tantan】さん 6点(2004-02-17 23:28:37) |
6.うーん、デビットリンチがいいと聴いて借りました。確かにつじつまは意味不明ではあるが、楽しめたことは確か。だけど、やっぱり終わったあと納得いく作品のほうがいい。あと、あの音楽は監督のセンス? 【ブチャラティ】さん 6点(2003-11-24 22:06:46) |
5.どうせ解らないだろうと思って観た。やっぱりわかんない。『マルホ~』ほどイラつかなかったのは、のっけからあきらめてたからかな。でもまた「?」なリンチ作品が出たら、観ちゃうんだろうな~・・・ 【桃子】さん 6点(2003-09-12 17:20:36) |
4.不気味なリンチワールド。結局のところは分からないけど、リンチだからそれでいいのであろう。 【ヤスピ】さん 6点(2003-05-24 03:30:36) |
3.リンチが電気や映像に好きなだけ、取り組んだのかなんというか行き場のない映画になった。どのシーンにもどこにもぶつけようがない怒りのようなものが感じられる気がするのだが・・・いいのだがどうしようもない。リンチの中で最も恐ろしい映画であるのはたしかだが何がそうさせるのか?不条理と怒りがダンスしたような映画。 |
2.空耳アワーでおなじみの「混ぜて飲んで~」が出てきた瞬間にはビックリさせられた。物語の方は相変わらず難解でした。意味を追いすぎると疲れてくるのでなんとなく2、3回観るのがいいかと思う。 【kett】さん 6点(2003-01-10 23:26:48) |
1.相変わらず訳の判らない部分の多いD・リンチの世界だが、理屈や常識にとらわれず感性だけで疾走する感じは流石。エログロナンセンス(古っ!!)と拒絶する人も多いと思うが、奇才と呼ばれるD・リンチの健在ぶりに感激した。 【眼力王】さん 6点(2002-01-24 17:37:20) |