4.《ネタバレ》 確かに、いわゆる「ロメロ系ゾンビ」ものとは、まったく違う内容ですが、これは邦題の付け方に問題がある訳で、この作品自体は割と丁寧に作られていて、ホラーとしての恐さもそこそこ。
今にして見れば、「ゾンビパウダー」もかなり有名になってしまったため、インパクトよりも陳腐さの方が目につきますが、十年ほど前に見たときは、かなり恐かった覚えがあります。特に学者先生が目覚めた時に、隣に首を切られた死体が転がっていた場面は、直接的な恐怖感と、「自分を陥れるための罠にはめられた」という二重の恐怖感がうまく出ていて恐かった~。
ラスト付近は、すっかり超能力ものみたいなノリになってしまったのが残念。