1. 雨宮監督って特撮界では神格化されているけど、その割りにカクカク動きに偏重で、旧時代的な印象が拭えません。
しかしストーリーはまあまあでしたね。正義を振りかざす独善者グルジョフの支配するジーザス・タウンに悪を振りかざしてやって来たハカイダー。ただ最後に、独善者との対決で、ハカイダーが死んだ(と言うか壊れる)方が何かしっくり来た気が。独善者に一泡吹かせて悲劇的に散る方が「物語らしい」のですわ。って言うか
「独善者からの解放者などこの世には存在しない。恰もG.ブッシュの如き独善者からは結局自分の身を自分で守らねばならないのだ」という方が教訓になりそうな感じもしました。