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鉄道員(1956)

[テツドウイン]
Il Ferroviere
1956年上映時間:115分
平均点:7.78 / 10(Review 46人) (点数分布表示)
ドラマモノクロ映画ファミリークリスマスもの
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タイトル情報更新(2024-07-26)【にじばぶ】さん
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監督ピエトロ・ジェルミ
演出山田悦司(日本語吹き替え版【1976年テレビ朝日】)
キャストピエトロ・ジェルミ(男優)機関士 アンドレア・マルコッチ
ルイザ・デラ・ノーチェ(女優)母親 サーラ
シルヴァ・コシナ(女優)長女 ジュリア
レナート・スペツィアーリ(男優)長男 マルチェロ
エドアルド・ネヴォラ(男優)末っ子 サンドロ
カルロ・ジュフレ(男優)食料品店員 レナート
サーロ・ウルツィ(男優)同僚の鉄道員 ジジ・リヴェラーニ
加藤和夫【俳優】機関士 アンドレア・マルコッチ(日本語吹き替え版【1969年テレビ朝日/1976年テレビ朝日】)
麻生美代子母親 サーラ(日本語吹き替え版【1969年テレビ朝日】)
栗葉子長女 ジュリア(日本語吹き替え版【1969年テレビ朝日】)
西沢利明長男 マルチェロ(日本語吹き替え版【1969年テレビ朝日】)
三輪勝恵末っ子 サンドロ(日本語吹き替え版【1969年テレビ朝日】)
江角英明食料品店員 レナート(日本語吹き替え版【1969年テレビ朝日】)
高木均同僚の鉄道員 ジジ・リヴェラーニ(日本語吹き替え版【1969年テレビ朝日】)
石丸博也長男 マルチェロ(日本語吹き替え版【1976年テレビ朝日】)
今西正男同僚の鉄道員 ジジ・リヴェラーニ(日本語吹き替え版【1976年テレビ朝日】)
納谷六朗食料品店員 レナート(日本語吹き替え版【1976年テレビ朝日】)
神田隆機関士 アンドレア・マルコッチ(日本語吹き替え版【TBS】)
前田敏子母親 サーラ(日本語吹き替え版【TBS】)
榊原良子長女 ジュリア(日本語吹き替え版【TBS】)
大塚芳忠長男 マルチェロ(日本語吹き替え版【TBS】)
神山卓三同僚の鉄道員 ジジ・リヴェラーニ(日本語吹き替え版【TBS】)
安原義人食料品店員 レナート(日本語吹き替え版【TBS】)
原作アルフレード・ジャンネッティ(原案)
脚本ピエトロ・ジェルミ
ルチアーノ・ヴィンチェンツォーニ
音楽カルロ・ルスティケリ
撮影レオニダ・バルボーニ
製作カルロ・ポンティ
エンニオ・デ・コンチーニ(スーパーバイザー)
イタリフィルム
配給ニッポンシネマコーポレーション
イタリフィルム
美術アルフレード・ジャンネッティ(美術アドバイザー)
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6.《ネタバレ》 映画としては「よくあること」かもしれない、父の職場での処分、姉の夫婦問題、兄の就職問題などといったことも、その家庭にとっては大問題なのです。そこをしっかりと正面から捉えて表現しているから、この作品はドラマとして安定しているのです。みんなで仲直りして大騒ぎしても、最期は夫婦2人だけというのが、何ともいえない示唆と余韻を残しています。これだけの環境を荒れることなく堅実に支え続けてきたお母さんに拍手。
Oliasさん [DVD(字幕)] 6点(2018-04-28 01:40:20)(良:1票)
5.《ネタバレ》 『自転車泥棒』と同じく庶民の厳しい生活を背景にしたイタリア映画の古典的名作だが、どこか昔の日本のホームドラマのよう。
不器用な頑固親父のせいで家族がバラバラになりながらも、最後は家族の絆を取り戻す。
今は日本も子供と友達のようなマイホームパパが主流だけど、ひと昔前は珍しくなかったタイプの親父像。
昭和の家庭をみるようで、だから日本人の共感も得やすいのだろう。

酔っ払ってクダを巻いてばかりの親父は、スト破りで仲間を裏切るろくでなし。
見てるとイライラしてくるが、それを自覚して自己嫌悪に陥る姿が身につまされる。
それでもそんな男を受け入れてやる家族と仲間の温かさ。
サンドリノ少年の存在が抜群で、子役の良し悪しがいかに大きいかを実感できる。
古い映画では特に、日本と外国の子役のレベルの違いが気になる。
飛鳥さん [ビデオ(字幕)] 6点(2013-10-07 20:17:52)(良:2票)
4.《ネタバレ》 一家の亀裂がくっきりする散々なクリスマスで始まり、みんながよかったよかったと祝福しあうクリスマスで幕を閉じる構成。その祝福の日がお父さんの最期なんだけど、みんな笑顔で終われる。そのあとの朝のシーンがなかったら、孤独なお父さんの最後の夢だったのかも、と思ってしまうぐらい「夢のような好転」なんだな。どういう努力があって一家に幸福が戻ったのか、という経過をドラマにしようという意志はあまりなく、「人生楽ありゃ苦もあるさ」という達観を提示するだけでうなずいてしまう。そこらへんイタリアと日本は似ている。状況を変えようとする努力より、その中で耐える人々に共鳴してしまう。ファシズムが起こりやすい国民性だが、戦後の復興に気合いがはいる国民性でもある。だいたいが家族のドラマだが、鉄道の仕事仲間の部分もあって、そこらへんのほうが今見て新鮮だった。スト破りをして「組合仲間」からは白い目で見られるが、それと「仕事仲間」とは違うんだな。スト破りにしろ、降格された彼が久しぶりに機関車の運転台に座れる喜びに引っ張られた「鉄道屋気質」のなした行為で、そこらへんを同じ気質を持つ「仕事仲間」は分かってくれたんだろう。そういう仕事の「ファミリー」の感じが酒場のシーンで出ていた。こういう酒場好きの「ファミリー」が、会議好きの「組合」に取って代わっていく時期だったのだ。もう一つのファミリーだったお父さんの仕事場へ走っていく少年で始まり、もうお父さんのいない家から学校へ走っていく少年で終わる映画でもあったわけ。
なんのかんのさん [CS・衛星(字幕)] 6点(2012-07-24 10:20:07)(良:1票)
3.鉄道員をしている父親と、その一家の日常生活を描いた作品。
古いイタリア映画というのは、昔の日本に相通ずるものがあるようで違和感を感じさせない。
監督兼主演のピエトロ・ジェルミの頑固親父はまさにハマリ役。純粋でかわいい末っ子が、
家族間の橋渡し的な役割になっているのがリアル。個々の人物描写がしっかりと描かれている。
ストーリー自体は粗がない代わりに、ドラマチックな展開も見受けられない。
一家の描写を中心に物語は淡々と進み、徹底的なリアリズムを追求した仕上がり。
ベタな演出はいっさいないので、頑固親父の家族に対する思いが如何に伝わるかが、
この映画を鑑賞するうえでのポイントとなる。こんな不器用な親父、昔はたくさんいたんだけど。
近頃頑固親父が少なくなったとお嘆きの貴兄に。
MAHITOさん [DVD(字幕)] 6点(2011-10-26 11:54:13)(良:1票)
2.昔のイタリアの作品ですがまるで現代の日本の家庭を見ているかのようです。
akilaさん [DVD(字幕)] 6点(2011-02-28 01:59:14)(良:1票)
1.子役も可愛いのですが、長女役の女優が凄い美人(他作には出てないようですが・・・)。ストーリーはちょっとありきたりで、クリスマスから家庭が崩壊し始めて(翌年の?)クリスマスに仲直りするという山田太一的なもので、日本人の心には響きやすい作品と思います。
東京50km圏道路地図さん 6点(2004-02-01 15:37:46)
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【点数情報】

Review人数 46人
平均点数 7.78点
000.00%
100.00%
200.00%
300.00%
412.17%
512.17%
6613.04%
7919.57%
81634.78%
9817.39%
10510.87%

【その他点数情報】

No名前平均Review数
1 邦題マッチング評価 7.66点 Review3人
2 ストーリー評価 6.80点 Review5人
3 鑑賞後の後味 7.40点 Review5人
4 音楽評価 8.00点 Review4人
5 感泣評価 6.25点 Review4人
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