11.重大な事実を描いた映画。ただ事実の描き方が下手な映画。 【akila】さん [DVD(字幕)] 6点(2011-08-27 15:50:59) |
10.実話であることに驚き、最後の後日談で、さらに驚きを通り越して感心してしまいました.. オーストラリアにこんな時代があったとは..人というのは、なんと愚かなことをしていたのか... 【コナンが一番】さん [ビデオ(字幕)] 6点(2010-06-12 15:15:11) |
9.ネタ的にはいいんですが、1500マイルという距離を短くまとめすぎてるんじゃないかなぁって思います。悲しい実話なんだけどあんまり悲しさが伝わってこないっていうかちょっと静かすぎなところかな。半分以上は靴履いてんのに邦題の「裸足の~」の意味がサッパリわからんですが、脇でケネス・ブラナーが出てたお陰でなんとか見れたぁって感じ。「Japanese Story」でもトニ・コレットと日本人が荒野の中を漂ってたけどむこうの方がまだ悲壮感を感じた記憶がある。 |
8.《ネタバレ》 欧米流に言えば無教養な環境に同じ様にいたわりにお母さんは、頭が良さそうにみえないのに娘は利発にみえる。きっと白人に血がそうさせるんだなと思いながら映画鑑賞していた欧米の観客は少なくないと思う。 【Waffe】さん [DVD(吹替)] 6点(2006-01-08 05:18:32) |
7.例えば外見や文化にほとんど差異の無いドイツ人とユダヤ人、日本人と朝鮮人・中国人の間にも似た様な歴史がある訳で、外見も文化も丸っきり違う民族同士であれば、こういう政策が存在していたとしても不思議はない。人類史上でヒューマニティが叫ばれる様になったのは極々最近のこと。で、比較的低評価なのには少し驚きましたが、私も同様の感想を持ちました。序盤をサラッと流し過ぎの上、残りは決死の逃避行ではなく、何かロードムービーの様になってしまってる。淡々と描くことももちろん悪くありませんが、本作にはもう少し悲壮感が欲しかったと思います、6点献上。 【sayzin】さん 6点(2004-12-15 00:24:54) |
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6.オーストラリアのアボリジニに限らず、日本の蝦夷(えみし)、アイヌ、アメリカのインディアン等先住民族の文明人による迫害はどこにでもありました。我々もその時代に生きていたらその当事者になっていたかもしれません。その時代ではそれが普通、その部分がよく表れていました。この作品では「迫害の時代」の後の「保護の時代」。しかしその保護がいかに文明人のエゴの元にされていたかは見てのとおり。これもまた今だから言えること。しかし今だから言えることをきっちりと今言うことも大切なことです。この点は見習うべきところだと思います。映画はドラマチックな展開を抑えているようですが個人的にはもっと抑えてもいいくらい。追うアボリジニと追われるアボリジニの頭脳戦は十分ドラマチックでしたし、従妹が捕まるシーンの演出はドラマチック過ぎるくらいです。1500マイルという距離と9週間という日数をもっと表現してほしかったです。広大な大地のロングショットとうさぎ除けフェンスをうまく使ってましたが、まだまだ..(えらそーに)。 【R&A】さん 6点(2004-12-07 11:25:47) |
5.ピーター・ガブリエル久々の新譜発売!と思ったらこの映画のサントラだったので、彼らしい音楽を想像していたのだけれどかなり控えめでしたね(らしくはありましたが)。映像的には広大な自然を舞台にした映画にしてはどこかクールで、その辺はウォン・カーワイでお馴染みのクリストファー・ドイルが撮影していることも影響しているのでしょうか、ちょっと不思議な感じ。夜の映像が美しかったなぁ。何か思い出せそうな感じがしました。それにしてもこの映画の白人たちは自分らが正しい事をしているのだと本気で思っているのでしょうねぇ。こう言う映画を見るといつも「私の目は開いているか?耳は聞こえているか?」と自分に問いかける私です。 【黒猫クロマティ】さん 6点(2004-07-01 11:11:58) |
4.これを映画として見れば、申し訳ないけど点数低めです。ただこの映画で起こった事実を知ることが出来たので、この点数にしました。レビルは一体、何もんなんだ??「混血児を救う」って、あんたは神様かい?しかも救うために家族と引き離して。確かに自分の信念に疑いをもつような感じはなかったし、偽善的でないようにも思う。けど「アボリジニを守る」っていうより、結果的に白人たちの将来―白人たちのオーストラリア―を守りたいが為にやってるだけの気がする。なんという醜い世界だったのだろう。そんな中、大人でさえ難しいことを子供たちは本当によく頑張った。自分はそんな途方も無い距離を、ただひたすら歩くなんて、多分出来ない。 |
3.歴史は好きなつもりでいたけど正直アボリジニについてはまったくの無知だった。でも勉強すると白人たちは似たような歴史を好んで選んで進んでいるのかと思うほど似ているね。追跡人とその娘の感情がとてもとても気になる、逃げた仲間を捕まえる父さんのことを娘はどうおもっていたの?愛する娘を自分で育てられない、自分の娘の仲間を捕まえる父さんは娘とどう接していたの?考えると痛くて我慢ならんよ。でもそれが事実と思うと我慢ならんとか言ってることもできぬのよ。 【らいぜん】さん 6点(2003-11-24 21:50:46) |
2.人種隔離しているほうが「助けている」なんてマジ顔で言っているシーンが印象的だった。人それぞれか価値観があるのに、幸せの基本である家庭を壊すなんて傲慢のなにものでもない。映画的には、やはり長い間歩いたねェという意外性のない印象はあります。 【チューン】さん 6点(2003-10-28 17:25:24) |
1.何よりもまず、アボリジニ政策についての歴史的事実に驚いてしまいました。白人との混血児をアボリジニの「野蛮な風習」から「保護」するために親元から強制的に隔離するとは・・・。より色が白い子供を「頭がいいから(つまり、優秀である白人の資質をより濃く受け継いでいる、はずだから)」学校に入れる、という傲慢な発想(しかもそれが善意からっていうのがタチが悪い)にはおぞましさすら感じます。しかも、そういう隔離政策が1970年(!)まで続いていたとは!そういう事実を知ることができただけでもこの作品を観た甲斐があった、と思います。ただ、純粋に映画として見ると・・・。もうちょっと工夫のしようがあったんじゃないかなあ、と思ってしまったのも事実(もっともこの作品を鑑賞したのが物凄い寝不足のときだったので、普通のときに観れば違っていたかもしれませんが)。でも、主人公の女の子たちの瞳の力強さは印象に残りました。 【ぐるぐる】さん 6点(2003-10-04 14:26:33) |