1.《ネタバレ》 邦題と製作年から見て「キラー・ビー」や「燃える昆虫軍団」とかアッチ系統の派手な昆虫パニック映画かなーと思ったんだけど全くの見当はずれ。ややドキュメンタリー的な要素を入れての人間vs蟻の静かだけども壮大な戦争・・・というかソウル・バスの芸術センスの凄さとどうやってここまで撮影してんという何回も出てくる蟻のドアップだったり生活スタイルだったり、すんげえ驚きがいっぱいでした。シリアスですけど蟻が人間を追い込んでいく展開は見事だし段々と追い込まれていく人間の描き方も見事。爪よりちっちゃなものに恐怖を覚えることなんて生きてる内にあるかどうか・・なレベルだから怖い。こんな映画今映画館で公開したらすんげえ苦情が来そうな感じたっぷりだけどラストの太陽と人間を写すショットは新たな世界の誕生を表現してるようで感動を覚えた。