9.《ネタバレ》 まるでケネディは暗殺されるために、ダラスに赴いたかのよう。キリストの処刑を彷彿とさせるようなところも(そんなのワタシだけ?)。死ぬためにパレードしているような気がするんだ。他のケネディ大統領暗殺をモチーフにした映画も見て考えてみたい。 【なたね】さん [DVD(字幕)] 6点(2021-07-24 08:27:06) |
8.《ネタバレ》 ロバート・ライアン目当ての鑑賞。バート・ランカスターとの共演も印象薄く残念。ケネディ暗殺の仮説に基づく陰謀話で動機が曖昧なものの、さもありなんと思える内容。警護のお粗末さ(ホントに?)に唖然となる。関係者18名の不審死(ホントに?)に「責任者出てこい」と言いたい。2039年真相が明かされる日を待つことにします。 |
7.《ネタバレ》 たぶん本作がケネディ暗殺陰謀説を唱えた最初の映画だったと思います。テーマがこれですからメジャーのマークがいっさい出てこないインディーズ映画で、おまけに反骨の人ドルトン・トランボが脚本を書いていますからもう全編ピリピリした緊張感に満ち溢れています。まるで8ミリ映画のように解像度の低いフィルムを使っているのは低予算のせいかもしれませんが、それを逆手にとって記録フィルムを本編に挟み込んだ構成はドラマ部分の緊迫感盛り上げに多大な効果を上げています。陰謀の黒幕は情報機関の関係者らしき人物たちがテキサスの石油王らしき人物を抱き込むというフィクションです。この図式は現在流布されている陰謀説のどれにも該当しないものですが、案外その陰謀説自体がこの映画にインスパイアされた妄想である可能性もあります。なんといっても強烈なのは「その後の三年間で18人の証人が死んだ、この出来事が起こる確率は10京分の1であると保険専門家は計算している」という最後のナレーションで、こんな衝撃的なことを淡々と語られたら誰もが陰謀説を信じてしまいますよ。その効果はオリヴァー・ストーンの『JFK』なんか目じゃありません。そう、『JFK』と違って陰謀側の行動を淡々と見せ続けるだけに徹したトランボの脚本の威力なんです。近年になって18人死亡説にはかなり怪しいところがあるということが研究によって明らかにされています、しかしプロパガンダとして考えるとこの映画の脚本の破壊力は絶大だと思います。 【S&S】さん [映画館(字幕)] 6点(2017-03-11 22:44:36) (良:1票) |
6.《ネタバレ》 まぁこんな映画を造り、世に出してしまうアメリカという国がすごい。このケネディ大統領暗殺をモチーフにした映画なら「JFK」が有名だけども、本作の存在は知りませんでした。観て思うけどやけに生々しい…これ以上なくズバリじゃないのかなと思うほど。。。真実はどこにあるのでしょうか??気になるところでゴザイマス 【Kaname】さん [CS・衛星(字幕)] 6点(2014-10-06 11:32:13) |
5.事件後10年の時点でここまでのものを作り上げたのは見事。実際の映像を巧みに組み込んだ構成が、後々まで残る印象を与えている。ただし、陰謀の動きそのものは丁寧なものの、肝心のその前提(そこまでのことをするに至った経緯)の説明が弱いのが難点。 【Olias】さん [DVD(字幕)] 6点(2014-08-25 02:45:01) |
4.淡々と進められるストーリー、今だからみんな知っている事実でも、この時代にこう映画にされると、心底凄いと思う。昨日、JFK暗殺から50年目、2039年に何が出てくるかまた、楽しみになった。 【min】さん [DVD(字幕)] 6点(2013-11-23 21:08:10) |
3.JFK暗殺の陰謀説ーオリバー・ストーンの「JFK」が有名ですが、「JFK」が真相解明に挑む側から描いたのに対し、こちらは当時の映像を効果的に挿入しながらドキュメンタリータッチで陰謀の黒幕や実行部隊の動きを描く事で陰謀説に迫った作品。冒頭から陰謀の黒幕が集まり、JFKが邪魔だという結論に達し、オズワルドを犯人に仕立て上げ暗殺のストーリーを練っていく様子を実に淡々と見せる。誰も声を荒げず、感情的にもならない冷静さが不気味さを醸し出し、実際にこんな感じで陰謀劇が進行していったのだろうかと思わされます。陰謀の黒幕や実行者の横のつながりや動機の描写は弱いものの、JFK暗殺の陰謀説を”あの日”から10年の時点で、これだけの仮説を立てて真相に迫ろうとした90分。本作に関わった者達の熱い想いが今に見ても伝わってきます。 【とらや】さん [DVD(字幕)] 6点(2011-02-04 02:43:44) |
2.《ネタバレ》 「ジャッカルの日」は史実を知らなくて観たので、最後どうなるのかドキドキして観たが、これは有名な、あまりにも有名な事件なので、緊張感はなかった。同じつくるんなら、暗殺の事実を知った人間が阻止しようと動いていたくらいのドラマも欲しかった。ただ黒幕が着々と暗殺を指示している話(セリフが多い!)だったので、ちょっと退屈だった。黒幕が大物ならば「ゴッドファーザー」くらいの格調ある雰囲気を出さしても映画的には面白かったのでは、とも思う。ドキュメンタリー風の仕上がりは当時は新鮮だったのだろう。評判になったので、自分もこの映画のタイトルは子供ながら覚えていた。でもケネディ暗殺の事実がうやむやにされそうな時にこんな映画をつくってしまえるのも、アメリカの良さなんだろうなぁ。 【トント】さん [DVD(字幕)] 6点(2011-02-04 00:41:59) |
1.実際の映像を取り入れながらセミドキュメンタリータッチで緊張感を上手く高めている。どこまで本当なんだろう?と謎は深まる一方でした。 |