15.《ネタバレ》 “Austin Powers: The Spy Who Shagged Me”『オースティン・パワーズ:私をヤッちゃったスパイ』。『私を愛したスパイ』のパロディタイトルです。 下品なギャグ、スパイコメディ、'60年代のお洒落さ。パッと見は前作と同じようでいて、前作にあった『このジョークのどこが面白いの?』という'60年代とのジェネレーションギャップを笑うところはほとんど無く、特に考えさせられるような深みもない、普通にスタイリッシュなコメディ映画でした。 いきなりバネッサが暴走します。ここでもう、私はダメでした。『え?それじゃ前作は、Mrs.ケンジントンの娘とかしっかりした設定なんかは、一体何だったの?』って、エイリアン3と同じようなショックを受けてしまいました。シリーズ化は想定外だったのかなぁ?シリーズを続けるには結婚をブチ壊して…ってのは解る。バネッサが殺されたりしたら重くなるのも解るから、制作側の判断は間違ってないと思うんだけど、何だかなぁ…笑えるところを笑うだけでした。 素っ裸でホテルを歩くオースティン。下品な影絵。卑猥な形のロケットを見て異口同音にアレを連呼するトコなんてバカバカしくも面白い。やることがえげつなくて、カワイイとは思えないけど何故か可愛く観えるミニ・ミー。ファット・バスタードは…最初は思いっきり嫌悪感を抱いてしまったけど、慣れれば嫌いじゃないです。 バネッサに代わってヒロイン役のフェリシティも可愛くて良いですね。カメオ出演も相変わらず豪華です。マイケル・マクドナルドは映画が始まってすぐにレーダー監視員で出てました。音楽のチョイスとセンスは相変わらず素晴らしい。マドンナの主題歌よりレニクラの『アメリカン・ウーマン』の印象が強かったかな。う~ん…シリーズ化しても面白いけど、やっぱ一作目は至高だったわ。 【K&K】さん [ビデオ(字幕)] 6点(2024-06-09 22:52:51) |
14.《ネタバレ》 前作の時は「こんな酷い吹き替えは初めてだ(下ネタのことで声優の演技ではない)」と嘆息していた自分だけど、麻痺してしまったのか耐性が付いたのか、本作では意外と吹き替えが心地よく(?)なってしまったのが恐ろしい。そりゃあネタの下品さは相変わらずですが、字幕で鑑賞したら伝わらないセンスなんだけど、セリフを日本的なギャグに近づけようとしている努力の跡は伺えます。やっぱ海外のコメディは、的確な演出の吹き替えで観るのが正解なんでしょうね。 期待通りの下品さですけど、腹立つほど音楽のセンスは良い。タイトル・バックに流れるのは完全にシャーリー・バッシ―が歌った『ゴールドフィンガー』の完璧なパロディだし、なぜかマドンナが歌っている主題歌はゴールデングローブ賞にノミネートまでされている。おまけにバート・バカラックとエルヴィス・コステロの超豪華なコラボが、ワンシーンだけどあります。今回は『ムーンレイカー』と『タイムトンネル』を元ネタにしてパロったという感じだけど、『ID4』や『SW』からのネタもありましたね。「どっかで見た顔だよな~」と気になっていましたが、大統領がティム・ロビンスだったとは最後まで気づきませんでした。立って動き回るシーンがあれば間違いなく判るんだけどね(笑)。まあはっきり言って今作は次作『ゴールドメンバー』への繋ぎ的な意味合いが強かったと思うけど、それなりに愉しめました。 しかしマイク・マイヤーズは一人で三役、考えてみると90分あまりの上映中ほとんどの場面で登場していたんじゃないかな?『ゴールドメンバー』ではこれが一人四役になるからもう出ずっぱりじゃん(笑)。 【S&S】さん [CS・衛星(吹替)] 6点(2024-04-09 23:22:59) |
13.《ネタバレ》 やはり主人公よりもイーブルとその息子、そして、ミニ・イーブルの方が魅力的です。相変わらずのおバカ映画で、正当進化って感じです。もっとたくさんの映画を知っていれば、もっと楽しめたのかなとは思います。 【いっちぃ】さん [CS・衛星(字幕)] 6点(2021-10-12 23:22:26) |
12.小ネタが結構面白い。視覚ギャグより言葉によるギャグが冴えてた。 |
11.やっぱりどう見てもアホ映画。でもこのアホさ加減は大人でないとわかんないぜ~ 一作目よりちょっとシュールになったアホパワーですが、十分アホですからほっときましょ。 オースチン(ティンでは無い!)”アホ”パワーズ と名づけておきます。 この映画に使われている曲。サウンドトラックが2枚。全曲で30曲出ているようですが、サウンドトラック化されていないのも在るのでは?細かい音がいっぱい入っているから違う点でもう一度見てみよう。 と、1つ発見。月面基地でオースチンがミニミーをトイレで”放出”するシーンでは、 ブラジルのオルガン奏者、ワルター・ワンダレイの「サマーサンバ」が流れてました! いやー60年代ですなぁ 【亜輪蔵old】さん [地上波(吹替)] 6点(2006-02-13 15:31:39) |
10.ミニ・ミーの登場でシリーズとしての完成形が築かれ、ギャグに広がりが出た。ミニ・ミーは名キャラだね。それにしても、ファット・バスタードにはダマされた。「コイツ、気持ち悪いなぁ」とか「この男、気をつけんと太りすぎで死ぬで」などと思いながら観ていたもん。自分のフシ穴ぶりに敬意を表して点数は甘め。 【やすたろ】さん 6点(2004-06-22 01:28:33) |
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8.60年代はいけていたオースティンが、90年代に来たとたん、ダサイやつになってしまった。前作はバックグラウンドがそれなりにしっかりしていました。今回は、それもナシ。「むずかしいこと考えずに、楽しみなさい」という映画。前作とまったく同じギャグを、そのまま使い回していますので、前作を楽しめなかった人は観ない方がよいでしょう。前作は撮影が本当にひどかったのですが、本作は何とかまともなレベルに。各シーンがひきしめられ、スピーディになった感じがしますが、前作の寒い間が私は好きでした。ヘザー・グラハムは、チャーミングな60年代のアメリカ女性をうまく演じていました。本作は、前作のような30年間を空白にしてしまったことに悩むオースティンの負の部分が、まったくありません。妻がロボットとわかっても、能天気。そのあたりが、私の好みではありませんでした。 |
7. 面白い!ミニミーがいい!この映画(オースティンシリーズ)に関しては、字幕より吹き替えで見ることをお勧めします。 【erica】さん 6点(2003-12-10 19:35:59) |
6.オースティンが観客に喋りかける所や影絵ギャグが笑えました。 あと**コ味のコーヒーを飲む所!フツーあり得ね~よというのを堂々とやってるのが凄いです。敵の会議室にシアトルベストコーヒーがあるのも笑。 【ひろほりとも】さん 6点(2003-10-28 13:48:11) |
【虎尾】さん 6点(2003-10-15 01:22:52) |
4.期待が大きすぎてちょっとがっかり。ミニ・ミーは面白かった。 【ジョナサン★】さん 6点(2003-06-05 20:04:30) |
3.大爆笑…てほどでもないけど、結構笑えました。大したもんだよ、オースティン。ヘザーもよかった。 |
2.ミニ・ミーかわいい!結構笑えました。ストーリーなんて関係ないですね。 【パピコ】さん 6点(2002-09-17 12:51:58) |
1.コレ確か「スター・ウォーズ/エピソード1」と同時期に公開されて全米で一番最初に抜かしましたよね。まぁ~、こっち見た方が数段面白いんじゃないでしょうか? 【チャーリー】さん 6点(2001-03-12 17:16:20) |