【ホットチョコレート】さん [CS・衛星(字幕)] 6点(2016-12-03 20:26:41) |
11.《ネタバレ》 公開当時にも鑑賞したのですが、その際には、他の出演者の演技力と釣り合っていないことや、そもそも弱い男には見えないことから、本作におけるスタローンはミスキャストだと思いました。しかし、現在になって作品を再見すると印象も随分と変わるもので、これはこれでなかなか良いキャスティングだなと納得できました。演技派として名高い俳優の中に、むしろ大根役者として知られるスタローンを放り込んだこと自体が、彼が演じるフレディというキャラクターの立場を表現しているようです。。。 警官が多く住んでおり、犯罪が起こりようのない街、コップランド。その治安を守る保安官はそこにいるだけの存在であり、住民の警察官達からは見下されています。不慣れな社会派サスペンス映画において木偶の棒となり、終始、周りの演技派俳優達に圧倒されまくるスタローンは、警察官に囲まれてバカ扱いされるフレディと同じ立ち位置にあるのです。デ・ニーロやリオッタから早口で煽られても、それに言い返すことのできないフレディの姿は、俳優として行き詰まりはじめていた当時のスタローンと重なります。。。 そんなスタローンが、ラストでは得意の銃を握り締め、彼をさんざんバカにしてきた演技派俳優達をブチ殺しにいきます。ここに来ると映画は完全に西部劇の雰囲気となり、監督もノリノリ。「俺の特技はこれなんだ!覚えとけ!」と言わんばかりにスタローンがショットガンをぶっ放す場面では、拍手喝采したくなるほどのカタルシスが得られました。レイ・リオッタの参戦にも燃えた。社会派サスペンスはどうなってしまったんだという点はこの際置いといて、これはこれで良しとしましょう。 【ザ・チャンバラ】さん [ブルーレイ(字幕)] 6点(2014-09-20 01:19:56) |
10.デ・ニーロ、カイテルのタクシードライバーコンビに押しも押されぬアクションスター、スタローンの異色の共演ということで既成概念に凝り固まった期待をさせてしまっているのがもったいない。ストーリーだけ見てみると社会派色が強いのだが、映画はそこに重点を置かない。かといってサスペンスにも力を入れていない。警官の汚職、真相の追究と社会派でありサスペンスであることは間違いないのだが、映画はひたすら、過去にニューヨーク市警に憧れたが人としての正しい行いと不器用な愛ゆえに断念せざるを得なかった男の人間臭い生活と葛藤と哀愁を丁寧に描いてゆくのだ。それをスタローンにさせているのだが、巷の悪評はアテにならない。なかなかどうして、いいんです、スタローンが。クライマックスの耳の不自由さを活かした演出も見せ場を効果的に盛り上げていてよかった。安定した生活をけって男としての決断を見せるというのは、今思えば同じマンゴールド作品『3時10分、決断のとき』に通じてゆくんですよね。ちなみにスタローンの演じたフレディ・へフリンという名は『3時10分、決断のとき』のオリジナルに当たる『決断の3時10分』の主演俳優ヴァン・へフリンからとったのだそうです。なので『決断の3時10分』と『3時10分、決断のとき』をつなぐ重要な作品ということにもなりそうです。 【R&A】さん [DVD(字幕)] 6点(2010-04-22 14:22:04) |
9.豪華やなあ。以外にもレイ・リオッタが一番光ってましたな。 【ケンジ】さん [DVD(字幕)] 6点(2007-10-04 21:59:27) |
8.確か、この映画は公開当時に「あの肉体派のスタローンが体重をウン十キロ増やした中年体型で臨んだ意欲作」とかの煽りがありませんでしたっけ。よって、アクションは最初から期待していませんでした(笑)。サスペンスとしてはそれなりのデキなのでは。見所は警官だらけのコミュニティで犯罪率も他と比べて低いけれども実は・・・という、警察社会の暗部をテーマにしたところと、超豪華なオッサン俳優達の共演でしょうかね(多少画面がクドすぎるとは感じましたが)。レイ・リオッタはちょっと見直した(笑) 【ライヒマン】さん [地上波(吹替)] 6点(2006-10-02 21:21:50) |
7.不正を暴く孤高の男役がスタローンと言うのは良かったと思います。ただ、デ・ニーロは不要だったかな?シナリオも無難に楽しめる作品ですし、レイ・リオッタが結構頑張ってたなと感じました。しかし規範を重んじるべき警官だらけの街とかを作ると、そこでのパワーゲームが働いて不正を黙認する社会が出来るなんて、全くどの国も変わらない人間の愚かさみたいなものを感じました。地味ですが結構見応えがある作品でした。 |
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6.スタローンで唯一まともな映画だと思った。脚本に助けられてるかな? 【ムート】さん 6点(2004-06-19 19:36:37) |
5.スタローンがマッチョのイメージを捨てて中年太りの役をやるらしい、とか、ノーギャラ出演して俳優組合に睨まれてるらしい、とかいう噂が事前に流れていた、「硬派ぶり」を売り物にした映画だったんですけども、ちょっと硬派に徹し足りなかったのかな。前半からの展開は、「組織の腐敗を暴き、巨悪に立ち向かう」ってな感じだったのに、クライマックスに向けてだんだん事件が具体化すると共に矮小化されて行っちゃった感があって残念なんですよね。何だか結局、「すべては一部のワルモノの仕業でした~」みたいな映画になっちゃった。「組織」自体が持つ問題点をしっかり掘り下げて欲しかった! ま、確かにコレはコレで面白いんですけども、事前のフレコミ程には重い内容に感じられなかった、その落差がイタイところです。 【鱗歌】さん 6点(2004-02-08 02:41:54) |
【ボバン】さん 6点(2002-03-11 15:02:04) |
【タコス】さん 6点(2001-10-06 19:20:14) |
2.映画自体は、可もなく不可もなくって感じ?。でも、スタローンはよかったよ!。 【代打、八木!!】さん 6点(2001-08-29 19:57:51) |
1.そうなんだよね、以外としっかりしているし、スタローンが自慢の筋肉に頼ってないところが評価できます。渋くまとまってる。ロッキー1と本作はスタローン映画の中ではいい方になるんじゃないでしょうか。 【あまぬま】さん 6点(2001-06-19 21:13:50) |