3.《ネタバレ》 涙腺の締まりが弱くなったのかちょっとだけ泣ける。
ファミリー向けの動物コメディーです。感動の味付けはバッチシですよ。
だから家族で見てください。
これは犬好きか猫好きによって評価が変わるかもしれません。
つまりキャットVSドッグ(そんな映画あったかしら?)+ネズミみたいな感じです。
でも実際には動物VSハゲみたいな内容になってます。
主役の猫は憎ったらしいですが憎めないキャラです。
ほんと可愛くないですね。でも愉快なアメリカ風の明るいノリで楽しいです。
でも“CGの猫”と“本物の犬”だったら本物の犬の方が可愛いに決まってます。
だから本物の猫からCGの猫にトランスフォームするようにすればもっと可愛かったと思いますけど。あ、でも原作は知らないんで、あんまそういうこと言わない方がいいですね。
猫の名前は忘れましたが仮にガーちゃんとしておきましょう。
ラザニアが好きな変わった猫なのですが、猫には味の濃い食べ物は体によくありません。あまり与えないでください。
飼い主は猫の餌を食べるという変わったプレイを見せます。
ガーちゃんが気の毒な場面があるんです。
新しいペットの犬が家にやってきたときに、ついつい新しい方のペットだけを可愛がってしまうという、そこら辺は飼い主さんがちょっと無神経だと思いますよ。
またガーちゃんは仲間達にも誤解されてなお孤独な状況でしたが、
その後はまるで上手く話が進み、万事OKみたいな感じです。
動物ってちょっと寂しそうな表情を見せると可愛く感じたりします。
犬(名が出てこない)が迷子になって歩き疲れて、誰かの家の前で体を休める。
そのときの寂しそうな表情が可哀想で寂しそうで、なんだか愛おしいです(”可愛い”の語源は”かわいそう”である)。
動物病院には美人獣医さんもいるみたいですが、
恋愛も良かったんじゃないですか。ハッピーエンドにはちょうどいい演出です。
あの糞ったれハゲ野郎は笑顔を常に表に見せてるだけに、裏で動物を利用し虐待もいとわないという感じだったので嫌な野郎です。
ハッピーエンドにありながらガーちゃんは最後まで性格悪いですが、それを崩さないところがまた良いんじゃないですか。
内容は普通といった印象ですが、しっかりと楽しめると思います。