3.《ネタバレ》 チェ・ジウのnippleは写らないにせよ、よくある紹介写真のように、breastの上からのショットはあると思って見始めた。最後までそんなシーンは、ないではないか。この点で、若干減点せざるを得ない。そういうショットが必要だというのではな。存在しないショットを宣伝に使うのが不誠実であるという意味である。
意外な展開なしに、姑によるいじめから姑の狂気にまで、進んでしまう。脚本にもう一工夫あってもいいのではないか。後半のメーンのロケーションとなるおもちゃの部屋に、前半でヒロインが入って、たとえば金魚の剥製を発見するとか。ヒロインの友人がヒロインの新居を調べにいこうというきっかけについても、ちょっとした小道具を登場させるだけで、ずっと気の効いた映画になったきがする。
チェ・ジウが、それなりにきれいなのと、ラストシーンの山紫水明の情景とで、何とか救われている感じか。余談だが、河岸や湖岸に黒い服で立っている場面を映すだけで、葬式が済んだことを示すのだ--ということが韓国ドラマを見慣れてきてわかった。
チェ・ジウは、2000年のドラマ「真実」で薄めの化粧だとちょっと芋っぽいがきれい、同年のドラマ「新貴公子」でキツイ化粧だが本当にきれい、そのあとようやく洗練された美しさになっていくようである。ドラマでは、2001年の「美しい日々」でも2002年の「冬のソナタ」でもどこかちょっと芋っぽいのに、CMや最近の日本でのゲスト出演では、ハッとするほど美しい。不思議である。