1.まず、間違えて欲しくないのが、歴史上の事実として、アルデンヌの森での戦い(バルジの戦い)とマルメディの虐殺の所だけが事実であるという事。従ってオープニングに”事実に基いた”と謳っているのは、そこだけで、物語は完全なフィクションなので、気楽に見るべきカナ。シナリオ的には面白いと思うけど、小道具見る限りは、いい加減な部分もあるので、その点を気にしなければまぁ及第点だと思います。技法的にはもういい加減脱却しろよ、と言いたくなるほど、プライベートライアンの影響を受けてます。あと、ちょっとテンポが悪いかな。シナリオに波があるのはわかるのだけど、場面の切替が大げさに感じたので、ちょっと判り難い所もありました。