8.邦題の「愛のメモリー」ではピンと来ないけど、原題のobsessionを訳してみるとなるほどと感じさせてくれる。亡き妻の生き写しとかお金惜しさに見捨てられたという妄想など、いろいろな妄想が織りなすサスペンス。単なる誘拐事件と思ってしまうと突っ込みどころも多いけど・・・。オープニングの教会の映像と音楽が強烈で不安をかき立てるし、360度回る映像も印象的。 【ESPERANZA】さん [DVD(字幕)] 6点(2015-08-14 20:19:01) |
7.《ネタバレ》 デ・パルマ映画の中でも屈指のぶっ飛びストーリーだと私は思います。詳しくは書けませんけど、もうあわや近親相姦になるところですからねえ(笑)。妻子を亡くした男の喪失感を前面に押し出した前半と、強引な急展開へと暴走する後半がかなりアンバランスなのも目を見張るところかもしれません。思うにこれは脚本にポール・シュレイダーが参加しているのが原因かもしれませんね。ヒッチコック大好きデ・パルマですからもろにオマージュと判るシーンも幾つかありますが、誘拐犯たちの意図がイマイチ不明なのに突っ走っちゃうストーリー・テリングも彼らしいところです。でも急展開の後で見せてくれるあのグルグル回るラスト・シーンは、映画史に残ると言う人もいるぐらいでさすがにグッとくるものがあります。これをマネしている映画はいっぱいありますからね。 【S&S】さん [CS・衛星(字幕)] 6点(2014-10-10 18:29:57) |
6.音楽が緊張感をあおりますね、古いけれどスタイリッシュな映画だと思いました。 【HRM36】さん [CS・衛星(字幕)] 6点(2014-01-27 13:09:38) |
5.《ネタバレ》 主人公がイタリアに行くあたりで「奥さんとそっくりな女に会うのか、つまり『めまい』だな」と察しがつきました。そのため、サスペンスとしては緊張感が削がれたのが残念。謎を含んだ物語展開なので、人物の心理があまり掘り下げられておらず、最後は感動の再会のはずですが盛り上がりに欠けました。カメラグルグルもほとんど恋愛映画のパロディにしか見えません。ソフトフォーカスの映像などに見るべき点はありましたし、バーナード・ハーマンはあいかわらずいい仕事をしていると思いましたが、全体としてはそれほどとは思われませんでした。 【アングロファイル】さん [CS・衛星(字幕)] 6点(2013-09-15 22:08:03) |
4.デパルマ、久しぶりだけど、まだ最近も現役なんだよね。 音楽がやたらとおおげさで、ミステリーとしてもああやっぱりなという感じなんだけど、雰囲気のあるいい映画です。フィレンツェのシーンも、観光旅行に行ったときのイメージに重なって、懐かしかった。 【小原一馬】さん [地上波(字幕)] 6点(2013-08-06 22:24:54) |
3.デ・パルマ先生の1976年作品。そんなに長い映画じゃないのに、諸々の既視感に悩まされて集中して観る事が出来なかった一本。私の様な思いをしたくない人は、『めまい』(アルフレッド・ヒッチコック/1958年)→本作→『オールド・ボーイ』(パク・チャヌク/2003年)の順番で観る事をお勧めします。 【オルタナ野郎】さん [CS・衛星(字幕)] 6点(2013-01-07 00:11:51) |
2.《ネタバレ》 間違いなく面白いけど、ストーリーの要である共同経営者の復讐とかそういった部分がわかりずらくピンとこなかったのが残念、そこらへんはわかり易く描いた方がよかった気がします。娘が子供に戻るとこの演出は面白いですね。 【映画大好きっ子】さん [CS・衛星(字幕)] 6点(2012-09-21 11:52:41) |
1.最近しかも初見でした。タイトルからどうしても松崎しげるが頭をよぎり(この映画が先なのに) 見る機会を失っていた作品でしたが、なんともデ・パルマ監督らしい作風でした。他の方も書いてらっしゃいますが確かに設定は「めまい」風で有りますが似て非なるって感じです。主演の女優さんが可愛いし、クリフ・ロバートソンの最後の最後の表情でラスト以降の劇中での彼らのその後の心配も解けました。 【movie海馬】さん [地上波(字幕)] 6点(2012-05-27 04:33:29) |