炎の人ゴッホのシネマレビュー、評価、クチコミ、感想です。

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炎の人ゴッホ

[ホノオノヒトゴッホ]
Lust for Life
1956年上映時間:122分
平均点:6.18 / 10(Review 11人) (点数分布表示)
公開開始日(1957-09-05)
ドラマ伝記もの小説の映画化
新規登録(2005-11-03)【ジェイムズ・ギャッツ】さん
タイトル情報更新(2017-12-23)【アングロファイル】さん
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監督ヴィンセント・ミネリ
ジョージ・キューカー(ノン・クレジット)
キャストカーク・ダグラス(男優)フィンセント・ファン・ゴッホ
アンソニー・クイン(男優)ポール・ゴーギャン
ジェームズ・ドナルド〔1917生〕(男優)
エヴェレット・スローン(男優)テオ・ファン・ゴッホ
ナイアル・マクギニス(男優)ルーラン
ヘンリー・ダニエル(男優)テオドルス・ファン・ゴッホ
ジル・ベネット(女優)ウィリーマイン
瑳川哲朗ヴィンセント・ヴァン・ゴッホ(日本語吹き替え版【TBS】)
小松方正ポール・ゴーギャン(日本語吹き替え版【TBS】)
小林清志ポール・ゴーギャン(日本語吹き替え版【NHK】)
音楽ミクロス・ローザ
撮影フレディ・ヤング
ラッセル・ハーラン
製作ジョン・ハウスマン
配給MGM
美術セドリック・ギボンズ
E・プレストン・エイムズ
エドウィン・B・ウィリス(セット装飾)
衣装ウォルター・プランケット
編集アドリアン・フェイザン
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6.《ネタバレ》 正直美術にはほとんど関心がないので、ゴッホについても「こういう人だったのか」と思いながら見ていました。エピソードはまあよかったと思いますが、序盤の宗教と美術との関連があるのかないのか、そのあたりをもう少し突っ込んで見てみたかったです。ゴーギャンも登場しますが、むしろ弟テオとの情愛の物語が中心のようで、そこはよく描けていたと思います。しかし、希望が持てるような雰囲気だったのになぜ自殺したのか、正直よくわからず不可解な気持ちになりました。
アングロファイルさん [CS・衛星(字幕)] 6点(2017-12-19 21:04:37)
5.《ネタバレ》 ゴッホの悲運の人生をカーク・ダグラスが熱演。
暗い有様とは裏腹に、明るい光と色彩の絵を描くゴッホ。
ストーリーもさることながら、画家仲間と絵画論を戦わすセリフが面白くて、
なんだか美術論の講義を見ているようでした。
あろえりーなさん [映画館(字幕)] 6点(2017-07-04 14:40:26)(良:1票)
4.《ネタバレ》 「誰を演じてもカーク・ダグラス」で有名なカーク・ダグラスですけど、ゴッホ役は見事になりきったと言えるでしょう(なんせ、昔から自分がゴッホに似ていると自覚していたそうですから)。もっとも、髭面のゴッホだからトレード・マークの顎が隠れたのが成功の要因かも。 ジョン・ヒューストンの『赤い風車』が大ヒットしたので企画されたというのが真相らしいですが、その分ゴッホの実物画を大量に撮影に使って華やかさを出そうとしています。ゴッホの絵のモデルになった人たちを絵とそっくりのふん装で登場させるところなどはなかなか良いアイデアです。そしてゴッホの絵に合わせたカラー映像は見事な色彩で、特に後半アルルが舞台になってからは数あるヴィンセント・ミネリ作品の中でも屈指の鮮やかな映像です。有名な“耳切り”事件はわりとあっさりした描き方ですが、そこも含めてこの作品の弱いところは、アンソニー・クイン演じるゴーギャンとの交流と確執に至る経過にインパクトが感じられないことでしょう。クインもこの役でオスカーを獲ったぐらいで良い演技ですが、どうもダグラスの大芝居と上手くかみ合ってないのではと思いました。あくの強い俳優同士を共演させて映画を撮るのは難しい、という良い見本なのかもしれませんね。
S&Sさん [DVD(字幕)] 6点(2011-04-19 00:02:50)(良:1票)
3.ゴッホの苦悩をよく描いている。
いつの時代も“孤独”は寂しいものです。
ナラタージュさん [DVD(字幕)] 6点(2010-12-05 18:29:31)
2.《ネタバレ》 伝道師時代から自殺までのゴッホの生涯をコンパクトに過不足なく、ある程度の深みも持たせながら、2時間に収めた監督の手腕は見事である。ゴッホが乗り移ったかのようなカークダグラスの演技も見事としかいいようがない。
個人的にはゴッホはあまり好きではない画家であった。特に日本では過剰に人気のある画家であり、ちょっと過大評価されすぎなようにも感じていた。しかし、本作での彼を観ると、やや見方を変えなくはいけないのかもしれない。
絵画だけではなく、伝道や恋愛までも周囲の人々が引くほどにのめりこみ、周りを気にせず、何事にもとりつかれたように、自らの魂を削って入れ込むゴッホの気質が見事に捉えられていた。孤独や自己不信に怯えながらも、人々を感動させたいという熱い想いだけが煮えたぎっている。臭いや、温度までをも感じさせたいという願いから、あれほどの凹凸から出るほど厚く絵の具を塗りこめた筆触となっていったのだろうか。
父にも見放され、従兄弟への愛も実らず、同じような孤独の闇を抱えていたシーンとも結局貧しさという壁にぶち当たり上手くいかず、同じ画家で、同じように売れずに、同じように孤独と絶望とかすかな希望という共通点を抱えたゴーギャンとの共同生活も、性格上や芸術上の不一致から破綻する。想像で絵画を描けるゴーギャンと、実際に目で見て、自分が感じたものでないと画を描くことができないゴッホの違いもきちんと描かれていた(ゴーギャンは自分の死の間際に「ひまわり」を描いたそうで、それなりにゴッホに対して敬愛の念を抱いていたのだろう)。
また、ゴッホを語る上で外すことのできない弟テオの無償の愛も美しい(テオはゴッホの死後、精神的に参って半年あまりで亡くなっている)。他者に迎合できず、自分のやり方・生き方を貫くという生き方しかない。そんな不器用で一途で孤独の男を支えられるのは、自分しかいないとテオも感じていたのだろう。テオ自身の苦悩も随所に感じられた。「こんな妻がいるのに、痩せすぎではないか」というゴッホの無神経な一言も重すぎる。
個人的には、ゴッホの人生のターニングポイントである肝心の耳きり事件にもうワンパンチ欲しかったように感じた。「絶望だ。出口が見えない。」という自殺の引き金となるような言葉や、絶望や孤独に押しつぶされていく様などを欲しかった(映画で描かれた流れは恐らく事実に即しているのだが)。
六本木ソルジャーさん [DVD(字幕)] 6点(2006-10-30 00:58:45)(良:2票)
1.カーク・ダグラス様とアンソニー・クインの最高キャストなんだけど、作りが古めかしくて幅が無いのが、惜しいなぁ・・・。
ジマイマさん [CS・衛星(字幕)] 6点(2006-03-07 20:39:04)
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【点数情報】

Review人数 11人
平均点数 6.18点
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100.00%
200.00%
300.00%
400.00%
5218.18%
6654.55%
7218.18%
819.09%
900.00%
1000.00%

【その他点数情報】

No名前平均Review数
1 邦題マッチング評価 5.00点 Review1人
2 ストーリー評価 5.00点 Review1人
3 鑑賞後の後味 6.00点 Review1人
4 音楽評価 5.00点 Review1人
5 感泣評価 Review0人
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【アカデミー賞 情報】

1956年 29回
主演男優賞カーク・ダグラス候補(ノミネート) 
助演男優賞アンソニー・クイン受賞 
美術賞セドリック・ギボンズ候補(ノミネート) 
美術賞E・プレストン・エイムズ候補(ノミネート) 
美術賞エドウィン・B・ウィリス候補(ノミネート) 
脚色賞 候補(ノミネート) 

【ゴールデングローブ賞 情報】

1956年 14回
作品賞(ドラマ部門) 候補(ノミネート) 
主演男優賞(ドラマ部門)カーク・ダグラス受賞 
助演男優賞アンソニー・クイン候補(ノミネート) 
監督賞ヴィンセント・ミネリ候補(ノミネート) 

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