4.20年以上前の古臭さはあるものの、ロボットが生活の中に当たり前に存在する上での危惧と、改造して悪い事を企む男との出現は考えられなくも無い悪夢だったので見ごたえがありました。トム・セレックってこういう役が実に合ってますね。でもロボットが故障・暴走してもエンジニア系ではなく警察を呼んでしまう辺りが現実離れしていて面白いです。運搬ロボットが暴走してビルの上から荷物を投げ落としてみたり、青虫を取ってミンチにするロボットなど、発想が面白かったです。そしてトムの相棒を務めた女性が個人的に好みでした。マイケル・クライトンはSF好きなんですねー。あと音楽がシンセみたいなのを多用していたのでヴァンゲリスかと思いきや、ジェリー・ゴールドスミスとはオドロキでした。