18.「ムラサキ」という名前(名字?)が何とも微妙だが、作品全体としては悪くはない出来。 原作は未読なので少し疑問がある展開もあるが、単体の復習もの映画としてもいいと思う。 【simple】さん [インターネット(字幕)] 6点(2023-01-14 15:59:29) |
17.《ネタバレ》 原作小説未読。 ハンニバル・レクターが殺人鬼として生まれ変わった理由を知ることができます。 最愛の妹の肉を食べてしまったのが、こんなにも悲しい理由だったとは。ミスマッチなドイツ民謡『池の雨』が涙を誘います。 レクターは、想像を絶するような猟奇殺人鬼でありながらも不思議な魅力を持っていますが、本作品はそれに説得力を与えてくれます。 ギャスパー・ウリエルは、レクター役をとても好演していると思います。 【めたもん】さん [インターネット(字幕)] 6点(2022-09-25 13:04:15) |
16.見応えがあった。 ひとつの作品として評価すれば、決して悪くはない出来。 役者もいい。 しかし、ほかの方も指摘している通り、人食い「天才レクター博士」に対して抱いているイメージとの乖離がありすぎる。 やっぱり、ハンニバル・レクターの誕生は、到底理解しがたい「得体の知れない」ものであるべき。 お涙ちょうだい的な要素はいらないのだ。 カニバリズムにしてもシリアル・キラーにしても、想像を絶しているからこそ、あれだけ畏怖の感情を惹起するのだから。 【プラネット】さん [DVD(字幕)] 6点(2016-01-30 00:40:22) |
15.原作は読んでいないが、とても期待していた分観た時は残念だった。 映画としての出来はよいが、ハンニバルシリーズとして見ると、この美しい青年ギャスパー・ウリエルがアンソニー・ホプキンス演じるレクター博士にどうしても結びつかないのだ。 この点は映画としての出来がよいだけに、とても残念。 1つの映画としての評価をつけるとこの点数。 |
14.《ネタバレ》 若きレクター博士の復讐劇ということで、もう少し切れ者的な復讐をすると思ったがう~んというところ。あのガキだと気づいた奴らがどんどん反撃にあっていく、ウォークリミナルホイホイって感じです。あと気になったのは、なぜ日本文化を出したのかよくわからない。日本文化をつけたら面白いかも!という適当な後付という印象をうけた。妹を食われたから自分も食べちゃうってのもなぁ・・・。ただ少しハンサムすぎるけど、レクター博士としてはまり役で、レクター博士の狂気、冷徹さを上手く演出できていたと思う。 【とむ】さん [DVD(字幕)] 6点(2009-06-12 00:49:38) |
13.《ネタバレ》 他のシリーズを観てからにすれば良かったかもしれません、ちょっと後悔してます。主人公はまり役ではないでしょうか?あの怪しげな表情はぴったりだと思います、謎の日本文化絡みが出て来たときにはヤバイと感じましたが、懸念したほど気になりませんでした。少し残念なのは、かなりアクション寄りだったので、知性が光る部分が無かったことですね。 【追記】シリーズ追っかけの勢いで再鑑賞、観た記憶はあるけど忘れちゃってて全然楽しめました。感想は初見と変わりません。ギャスパーウリエルさんですが全然見かけないなと調べてみました、フランス人だったんですね英語圏の作品にはあまり出演されなかったようですね、ただしwikiによると2022年1月にスキー事故?で亡くなられていたようです、なんとも残念な情報でした。 【ないとれいん】さん [DVD(字幕)] 6点(2009-03-17 19:21:24) |
12.個人的にはハンニバル・レクターというキャラクターを確立した過去は一番興味をそそられる話。アンソニーホプキンスは出ていないが十分見応えがあった。レディ・ムラサキが美しすぎてそっちに囚われたかも。 |
11.総合的に見れば面白かった映画と言えます。 復讐劇なのですが、所詮は犯罪者。悪をヒーローっぽく描いている部分にはいまいち関心が持てませんが、いろいろなやり方で、敵を追い込んでいくのはよくできています。 ただ、ハンニバル・レクターという存在は、もっと知的で頭脳戦を期待してしまっていたのですが、まだ若いからか、心理的な追い込みなどがないので、別物としてみた方が楽しめそうです。 日本の表現が微妙でした。 【シネマファン55号】さん [DVD(字幕)] 6点(2008-07-17 11:45:22) (良:1票) |
10.ハンニバルのサイコさは際立っていたが、インテリさに欠けていたような気が。和風テイストも、ちょっと邪魔かな?とも。しかし、ハンニバルの人間描写は素晴らしい。G・ウリエルの切なげ怒サドな雰囲気も、面白かった。 【aksweet】さん [DVD(字幕)] 6点(2008-04-23 01:19:20) |
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9. 期待せずに観ましたが思ったよりは面白かったと思います。繰り返し観るほどではないけど、レクターファンは押さえといていい映画だと思います。 ただ、過去の作品のレクター博士には異様なオーラのようなものがあったように思いますが、この作品の成長したレクター博士はちょっと異常な人ぐらいにしか見えなかったです。 【ぽじっこ】さん [DVD(吹替)] 6点(2007-11-05 11:39:24) |
8.なんかあっさりした映画だったな。最近はこんな感じのが多い気がする。 【SAS30】さん [DVD(吹替)] 6点(2007-10-22 16:49:10) |
7.《ネタバレ》 大ヒット作品の過去を振り返る場合、どうしても主役のイメージが壊れないかを心配してしまう。レクターの過去であるが、戦争を絡めるのは仕方ないとしてもロシア人という設定に先ず戸惑った。しかも妹の敵討ちというのは、美化し過ぎの感がする。”食人”というキーワードから此れしか思いつかなかったのであろうが、それでも幼児殺害というのは想像するだけで欝になる。似非日本人に関しては論外。ただ、此れを単なる復讐劇として見た場合は良く出来ていると感じる。最近の映画には珍しく、起承転結がしっかりしており理由や感情が描かれているため”置いてけぼり”のストレスを感じる事がない。映像に関しては衝撃的なシーンが以外に少なく、此方は覚悟して観ているのだから尋問などはもう少しエグくて良かった気がする。 【まさサイトー】さん [DVD(字幕)] 6点(2007-10-08 09:14:14) |
6.《ネタバレ》 レディムラサキって何だよ、ムラサキって。悪くは無いが「羊たちの沈黙」「ハンニバル」などであれだけのものを見せられた後じゃあ不満を感じるのも仕方が無いのかな。色々物足りないですね。盛り上がりに欠ける。見所は?と聞かれても正直答えられない。復讐劇も良いけど、復讐終わった後も殺人を続けてるわけだから、そこへの経緯をもっと描いてほしかった。『レクター博士』が誕生しないまま終わってしまうんですね。そこを期待してたのでちょっと残念。タイトルに「ハンニバル」がついてるから良かったが、本編だけ見たらレクターシリーズとは気づかない。レクター博士シリーズとして出さなくても通用する。もはや別物な気がする。 【ケ66軍曹】さん [DVD(字幕)] 6点(2007-09-04 21:06:40) (良:1票) |
5.絶大的な存在感を持つレクターの過去を描いた作品ですが、この程度のありがちなエピソードでは彼の知性と凶悪性がいまいち表現できてなかったんじゃねえかと思います。映画史上1,2を争うほどの名悪役であるレクターの評価を上げるものではありませんでした。少しがっかりです。 【ばかぽん】さん [DVD(字幕)] 6点(2007-09-04 03:55:22) |
4.《ネタバレ》 若きハンニバルはまだ殺しの美学がなさすぎるかな。まだ若いから仕方ないのか所々に才能は見え隠れしている。妹を食った奴らを探すハンニバルはまるでスパイ映画の様です。後半からは結構面白かった。レディ・ムラサキが捕らえられた船へ向かう時に日本の鎧兜見てましたが、それを着て日本刀でバッタバッタ敵を斬り殺す展開を少し期待してました。 |
3.バットマンと同様、主人公のブランドによって製作された、今はやりの「ビギニング」。「羊たちの沈黙」のレクター博士の狂気を描くには、あまりに伏線が安すぎた。観ていて単純に楽しめるエンターテインメント復讐劇となっているが、レクター博士得意の頭脳プレイがほとんど観られなかったのは、期待はずれだった。‥‥‥あの名作「羊たちの沈黙」から産まれたレクター博士というキャラクター、その発端となった彼の内面の葛藤が描かれず、外面的なトラウマから抜け出してていないのが残念。だから、作品としては十分楽しめたし面白いけれど、単純な復讐劇以上のものではなくなってしまっている。ガラス張りの独房の中から見つめていた、天才殺人鬼の狂気の背景を描くには、ちょっと荷が重すぎたか。ハンサムな主人公も、見た目ミステリアスの域を出ていない。‥‥‥第一作のブランドに期待する方が酷というもの。あれ以上の名作を続編で作り出すのは無理というものだろう。 【six-coin】さん [映画館(字幕)] 6点(2007-05-25 01:38:04) |
2.「ハンニバル・ビギニング~妹の復讐~」というタイトルな話でした。実のところはもっと深いとは思うのですが、シリーズに思い入れがないのであまり食いつけなかった。けど「レディムラサメ」というネーミングは何か好きでした。 【ノイノイ】さん [映画館(字幕)] 6点(2007-05-02 12:25:33) |
1.《ネタバレ》 ハンニバル・レクターは、復讐とカニバリズムと死体の偏愛がごっちゃになっていて役柄が全然見えてこないし、そのため彼を追う刑事の存在も非常に曖昧、なのでこの映画の主筋の弱さは明白であり、しかもその主筋にやたらと関わるオリエンタリズムは日本人でなくても失笑モノの錯誤振り(要するに日本刀が使いたいだけ。でもその単純な欲望が意外と好きだったりする)。但し、ハンニバルを引き取り、武士道精神のようなものを彼に教えつつ、次第に危うい関係になっていくレディ・ムラサメことコン・リーは捨てがたい。コン・リーはハンニバルを守る為に体を張る。それは意識されたものではなくてほとんど反射的に行われる行為であり、異常性格や過去のトラウマでぐちゃぐちゃになったハンニバル以上に、「ヒロシマ」という言葉が出るくらいで後は写真でしかその過去が語られないレディ・ムラサメは映画的な存在と言っていいし、それ以上の特別な何かになろうとしていない、つまり役柄に徹している。矛盾するようだが、この映画はハンニバル・レクター的なものが薄まれば、いい映画になっていたかもしれない。 【Qfwfq】さん [映画館(字幕)] 6点(2007-04-29 02:26:48) |