デスバーガーのシネマレビュー、評価、クチコミ、感想です。

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デスバーガー

[デスバーガー]
Drive Thru
2007年上映時間:92分
平均点:4.00 / 10(Review 5人) (点数分布表示)
ホラーコメディ
新規登録(2007-08-28)【あろえりーな】さん
タイトル情報更新(2010-09-25)【マーク・ハント】さん
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キャストメロラ・ハーディン(女優)マーシャ・カーペンター
モーガン・スパーロック(男優)「ヘラ・バーガー」店長 ロビー
レイチェル・ベラ(女優)
ペン・バッジリー(男優)
レイトン・ミースター(女優)
ゴードン・クラップ〔男優〕ホーニー
製作クリス・シュバーニヒ
ライオンズ・ゲート・フィルムズ
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1.《ネタバレ》  テンポが良くて、音楽もキマっていて、楽しく観賞出来る映画です。

 この手のティーンズホラーだと、リアリティレベルというか「主人公達が見舞われる災難は、どれくらい非現実的な物なのか」が途中で気になってしまう事が多いのですけど、本作は早い段階で、それに対する答えを示しているのですよね。
 始まって十分程で「この殺人鬼は超常的な力を持っている。何でもありのタイプだよ」と教えてくれるので、観ている側としても受け入れやすいし、何でもこいという気分になれる。
 この辺りのバランスが、結構絶妙でした。
 例えば、もう十分遅れるだけでも「えぇ……現実的な殺人鬼かと思ったのに、何でもありのタイプだったのかよ」と落胆していた可能性がありますからね。

 殺害シーンをスタイリッシュに編集して、素早く流し、死に様をしつこく見せず、サラッと済ませる辺りも好印象。
 ディープな方には物足りなく思えるかも知れませんが、自分のように「怖いのは好きだけど、残酷なのは苦手」というタイプにとっては、程好い感じでした。

 日本の怪獣映画風のヘラバーガーのCMも、実に馬鹿々々しくて良い。
 「さぁ、行こう」と「最高」を掛けたと思しき「へら~ば~が~だ、さ~いこ~う」というCM音声も、作中で何度も流されるせいか、クセになっちゃうものがありました。
 子供が遊ぶ為のプレイスペースにて、ゴムボールの海の中から、ピエロ顔の殺人鬼がゆっくりと起き上がり、店内の壁に描かれたピエロの絵とシルエットが重なるシーンなんかも(上手いなぁ)と素直に感心。

 ヒロインが「ヴァージンを捨てる」という死亡フラグを立てた上で、ちゃっかり生き残る結末なのも面白かったですね。
 一種の定石破りであり、それと察した観客に対して、シンプルな結末で煙に巻いてくれるという形。
 この辺り(ホラー映画好きなら、説明しなくても分かるよね?)と作り手は思っていたのかも知れませんが……
 もうちょっと分かり易く、作中の人物に「こういう場合って、生き残るのは処女だけのはず」くらい言わせてみても良かったかも。

 その他、不満点としては「蝋燭を持った殺人鬼にアルコールを噴き掛けて、火達磨にする」というクライマックスにて、炎のエフェクトが微妙に感じられたくらいでしょうか。
 元々期待せずに「楽しい暇潰し」とも言うべき時間を求めて観賞したせいか、満足度は高かったですね。

 スラッシャー映画ではあんまり見かけない「NG集」が収録されているのも嬉しい。
 劇中で無残に殺された女性が、死体メイクのままで元気に笑っていたりするのを見ると、ほのぼのしちゃいました。

 こういう映画を好きって言うのは、ちょっと勇気が要りますけど、やっぱり好きです。
ゆきさん [DVD(吹替)] 6点(2017-06-19 05:09:52)(良:1票)
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【点数情報】

Review人数 5人
平均点数 4.00点
000.00%
1120.00%
200.00%
3120.00%
400.00%
5240.00%
6120.00%
700.00%
800.00%
900.00%
1000.00%

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