7.《ネタバレ》 始めに曲ありきで作られた作品のようで、歌詞の内容が物語に深く絡んではこない。だから尾びれ背びれがいっぱい付いたプロモーションビデオのようで、物語の方はひどく単純なものだった。音楽も二人がじゃれてる映像も悪くはなかったけど、映画としての物足りなさはいかんともしがたい。スピルバーグが絶賛した、とちらっと聞いたけど、あの無口で優しいお父さんだろうな、やっぱり。 【のはら】さん [DVD(字幕)] 6点(2009-05-31 20:11:53) (良:1票) |
6.このような良心的な作品に対して異論を唱えるのは、あまりイイことじゃないのは承知してますが ①ヒロインに魅力が感じられない場合、自分にはあまり重要な作品ではなくなるのですが、この女性からはどうしても生硬で平板(素朴で不器用という好意的な見方もできましょうが)な印象しかないこと。②(作品には直接関係のないことですが)アカデミー主題歌賞を受けていること。これは「フル・モンティ」(作曲賞)の時のように、楽曲自体よりむしろ作品の人気や鮮度に対して与えられてる気がするので。(メンケンが気の毒なんです…)③「体より心」ということにこだわりすぎてること。こんなにポロポロでてくるのは、やっぱり苦手…なんでしょう。画的にも音楽的にもあんまり…ね。プレーンな作りが珍しがられてるだけじゃないのかな。それでも録画を残してあるのは自分の審美眼に自信がないのと、客観的にみて志が高いのは明らかだから。(この映画の曲が好きな方は…エブリシング・バット・ザ・ガールのアルバム‘Acoustic’も聴いてほしいな…) 【レイン】さん [CS・衛星(字幕)] 6点(2009-05-30 00:33:01) |
5.くっつきそうでくっつかない二人がじれったかった。 【noji】さん [映画館(字幕)] 6点(2009-04-19 19:22:00) |
4.《ネタバレ》 ミュージカルは至って好きなのだけど、普通の劇映画の中で登場人物が歌いだすとイライラさせられる。ここらへん微妙なのだが、なにか私の中で一線が引かれているらしい。ミュージカルは、その日常を歌によって何か別のものに更新してしまうのに、ストーリーの中に組み込まれた歌のシーンはそうなってくれず、人が気持ち良さそうに歌ってるのをこちらはただ傍観し、手持ちぶさたに歌い終わるのを待ってる気分になってしまう。というわけでちょっとその点はつらい映画でした。人生の一コマとしての男女の出会いと別れのスケッチとしては後味がいいし、主人公のお父さんもいいし、70年代っぽい手持ちカメラの効果も概ね良かったと思う(ただ5拍子の歌を録音しているときの、録音技師がしだいに気を引いていく演出は臭く、わざわざ手持ちカメラでリアルにやってる効果を削ぐ)。もうとっくに女が結婚しているって分かったと思ってたら、後の方で主人公が知って驚いてたのには驚いた。なんか重要なポイントを見落としてたのかなあ。 【なんのかんの】さん [DVD(字幕)] 6点(2008-10-30 12:12:57) (良:1票) |
3.音楽が良かったです。歌が上手いと思っていたら本物の歌手だったのですね。どこか切なくて、前向きな気持ちにさせてくれる心地よい映画でした。 【あるまじろ】さん [DVD(字幕)] 6点(2008-09-15 22:41:42) |
2.《ネタバレ》 挿入曲の数々や演奏シーンにはさすがに説得力がありますが、作品の内容がそれに寄りかかりすぎていて、むしろ何かのアルバムの長編PVを見ているような感じもないではないので、映画として高い評価はできません。なんですが、ラストのいかにもアイリッシュな切ない閉じ方はやはり強力だったので+1点。それと、邦題どおりにダブリンの街角の光景の数々が存分に見られるのもいいですね。 【Olias】さん [映画館(字幕)] 6点(2008-04-20 04:27:38) (良:1票) |
1.この映画は歌がいいと評判で期待して見たのですが、あまり歌は自分の好みではなかったのが残念でした。でもダブリンの街がこの映画の雰囲気にぴったり合っていたのが良かったです。 |