1.“スキン・ゲーム”とは、「上っ面だけの話し合い」つまりは「騙しあい」みたいな意味です。
一方は会社の利益を上げる為、もう一方は知り合いの住まいを守る為、必死に「騙しあい」をします。
結局、どちらかが勝つわけですが、最高のオチは別にあります。
勝つ負けるに執着し過ぎた挙句、本来の目的とは別のところに向かってしまったというオチです。
これがなかなかうまく出来ていました。
ヒッチコックも、この頃になると、ますます巧くなってきますね。
この辺りから、後年の傑作へ向けてパワーアップしていったんだと思われます。