望郷(1937)のシネマレビュー、評価、クチコミ、感想です。

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望郷(1937)

[ボウキョウ]
Pepe Le Moko
1937年上映時間:94分
平均点:6.20 / 10(Review 30人) (点数分布表示)
公開開始日(1939-02-15)
ドラマラブストーリーモノクロ映画犯罪もの小説の映画化
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タイトル情報更新(2020-05-15)【イニシャルK】さん
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監督ジュリアン・デュヴィヴィエ
キャストジャン・ギャバン(男優)ペペ・ル・モコ
ミレーユ・バラン(女優)ギャビー
マルセル・ダリオ(男優)アルビ
リーヌ・ノロ(女優)イネス
田中正彦ペペ・ル・モコ(日本語吹き替え版【PDDVD】)
森山周一郎ペペ・ル・モコ(日本語吹き替え版【日本テレビ】)
二階堂有希子ギャビー(日本語吹き替え版【日本テレビ】)
山田康雄(日本語吹き替え版【日本テレビ】)
永井一郎(日本語吹き替え版【日本テレビ】)
富田耕生(日本語吹き替え版【日本テレビ】)
滝口順平(日本語吹き替え版【日本テレビ】)
井上真樹夫(日本語吹き替え版【日本テレビ】)
島宇志夫(日本語吹き替え版【日本テレビ】)
原作ロジェ・ダシェルベ
脚本アンリ・ジャンソン
ロジェ・ダシェルベ
音楽ヴィンセント・スコット
撮影ジュール・クリュージェ
製作レイモン・アキム
ロベール・アキム
配給東宝東和
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5.《ネタバレ》 これは「世界名画劇場」以来で、けっこう忘れている部分がありました。全体的には、記憶にある通りの作品でしたが。ペペが元パリジャンらしく、おしゃれなところは新発見でした。内容的には人物のキャラクターが今ひとつで、物語が平板になっているのはそのあたりが原因でしょうか。もっと癖を持たせた方がよかったと思います。いかにもな悪党にせず、わりと普通の人たちに描いていたのは、狙ったのかもしれませんが。演出的にも面白いところはありましたが、全体としてはそれほどでも。最終的には、望郷の念というか自由に対するあこがれを捨てきれず逮捕されたペペですが、それと犯罪ものとギャビーへの恋慕がごたまぜになり、どれにも的を絞りきれなかったためか、散漫な印象を受けました。最後に自殺したのも「自由の身」になれないためかもしれませんが、そのあたりのペペの心情をもっと掘り下げたら、また変わってきたのではないかと思います。
アングロファイルさん [CS・衛星(字幕)] 6点(2013-06-12 20:02:50)
4.「カスバの女」なんて歌が生まれるほど、日本には“北アフリカへのロマン”があった。『モロッコ』や『外人部隊』や本作の、映画の影響なんだろう。とくに本作はヒットしたらしい、当時の人はこの映画がいかに話題になったかをよく語る。全編に渡る異国情緒が、当時の日本のロマンチシズムとうまく重なった。フランス人がアルジェリアに抱くある種のロマンが、日本にとっての中国大陸へのロマンと重なった。息苦しくなってきた自国から見た植民地の「楽土」の感じ。最後の逃げ場所としての土地への幻想。迷宮のようなカスバの街は、上海の迷宮に重なる。身近に満州なり上海なりに渡った人は多くいただろう。そこらへん「♪ここ~は地の果てアルジェリア~」でありながら、身近にも感じられたのだ。この邦題もまた日本人をくすぐる。たしかに望郷の念がこの映画の隠し味になってはいるが、それを題であからさまに語ってしまうのは、いささか野暮であった。パリの女性を介して祖国への望郷の念が狂おしく沸き立つところが後半の痛ましさで、あくまで題は「ペペ・ル・モコ」のほうが粋なのだが、ここではっきり「望郷」としたのは、映画会社の邦題担当者の頭に歌舞伎「俊寛」のイメージが湧いたのではないか。流刑の島で一人だけ赦免状を貰えず祖国に帰る船を見送る俊寛僧都の話は、戦前の日本社会では一般常識としてあっただろう。そこらへんを突く邦題だったのではないか。太った元スカラ座の女性歌手が、若いころの写真を壁に貼ってかつての歌をレコードで聞くあたりにフランス映画ならではの味があるが、どちらかと言うと当時の日本の気分を知るに役立つ作品である。
なんのかんのさん [CS・衛星(字幕)] 6点(2012-07-15 09:27:27)
3.《ネタバレ》 警察に指名手配され、アルジェリアに潜伏した男が、故郷のパリから来た女に出会って帰りたくなる話。雰囲気はこじゃれてて、キャストにも味はあるんだが、いかんせんヒロインの魅力に説得力を感じなかったので、主人公の男の夢中になりっぷりに感情移入できなかったのが残念。帰りたいなら一人で帰りなよ。
すべからさん [DVD(字幕)] 6点(2008-08-21 18:37:44)
2.《ネタバレ》 う~ん?この映画、映画史に残る名作とやたら評判の映画らしいけど、そこまで凄いとは思わなかったけど、それでもジャン・ギャバンが相変わらず良い。とにかく渋くてかっこ良いのだ。あのラストシーン、愛する女、ギャッピーに対してギャッピー~と叫ぶ姿には男の哀しさ、刹那さがにじみ出ている。それまでは退屈だなあ!と感じてしまうものの、あのシーンの余韻の残し方の上手さに1点プラスしたくなる。個人的にはこれがジャン・ギャバンのベスト、最高傑作とはちっとも思わないけど、最近のハリウッド大作を見るよりはまだまだマシだと思います。それとこの「望郷」ていう邦題の付け方に関しては流石はフランス映画!本当に上手い。
青観さん [ビデオ(字幕)] 6点(2007-11-16 21:47:58)
1.皆さんがおっしゃるように、確かに期限切れの古い映画ですね。しかし、ペペが恋人の名を叫んだとき、ちょうど汽笛が鳴ってというあのシーンは、やはり映画史上に残る名場面ではないかと思います。初めてみたのは小学生の頃だったので、ペペの行動は理解できませんでしたが、今思えば、女が原因ではなく、やはりタイトルの示す「望郷」がそうさせたのでしょうね。
駆けてゆく雲さん 6点(2004-01-24 11:01:10)
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【点数情報】

Review人数 30人
平均点数 6.20点
000.00%
100.00%
200.00%
313.33%
4310.00%
5723.33%
6516.67%
7930.00%
8310.00%
913.33%
1013.33%

【その他点数情報】

No名前平均Review数
1 邦題マッチング評価 9.60点 Review5人
2 ストーリー評価 8.00点 Review1人
3 鑑賞後の後味 8.00点 Review1人
4 音楽評価 8.00点 Review1人
5 感泣評価 7.00点 Review1人
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