1.《ネタバレ》 カナダ映画って、アイデアや全体の作りは悪くないのに、細かいところが雑ですね。
先にレビューしている方達と同じで、一回観ただけでは、真相に気付きませんでしたよ…。
どんでん返しの伏線を最初にはってあるんですが、もっと丁寧にはってくれなくちゃ~わっかんないよ。狙ったけど雑ってこと?それともワザと雑に?(苦笑)
まあ、伏線に気付かないとしっくりこないままで疑問がいっぱい残るので
(悪魔が実際にご登場って事は、カルト教団の世迷言が正しかったってコト?そんな乱暴なラストあり?)
(彼女たちが食べてるあのマフィンは何だったの?)
(味方の彼と話していた通り、ラストでヒロインが目を見開くけど、その結果は?見せないまま終わり?)
(そういえば、ヒロインの肩の傷って…?)ナド等、
もう一回見て、それで「ああ、そうだったのか!」と、疑問が解け、全ての平仄が合い、真相に気付く。という流れになるのでしょうねぇ。でもそれじゃ、映画館で観た人は、気づけないですよ…。
わかりやすい映画ばかりでなくともいいのですが、もうちょっとだけわかるようにしてほしかった。まあ、こーゆうのも面白いですが。
あと、役者さんたちが、ハリウッド製よりもなんか日本人に近い感じがしました。
自殺したビビアンちゃんが履いているのは厚底靴だ。容姿もファッションも、日本よりちょっと派手?程度で、違和感がないので、外国の話って感じがあまりしない。
地下鉄のホームは汚すぎるけど、確かに古くて汚い地下鉄ホームもありますし。そういう意味では、恐怖を身近に感じられて、よかったかも。
にしても、カルトって怖い。
それが言いたかったのなら、間違いなく伝わりました。カルト、宗教、狂信者。実はあなたの身近に、意外に大勢いたりするんですよって。
携帯じゃなくてポケベルってのも、なんだか怖い小道具で、ホラーにピッタリでした。
目新しさはないけど、面白かった。しかし、この邦題はナシですね(苦笑)