1.《ネタバレ》 原作未読。ネタバレ有、なので未見の人はこの先読まないように。
映画が始まって5分ぐらいで実験開始となっていて、次々と事件が起こり
スピード感はかなりある。このゲームの設定の面白さが全てで
中盤過ぎぐらいまではかなり面白かった。
だが残念なことに後半かなりグダグダになる。
弛緩剤を飲まされて立てなくなった人間が凶器を避け、
あれだけ逃げ回ることができるだろうか。
殺す側も弛緩剤飲んでるの?と言いたくなるようなもっさりしたやる気の無い追撃。
作り話だからこそ、ああいうのらりくらりとした茶番劇は無しにしてもらいたい。
マジに殺しに来てたのに間一髪で助かった、という演出でないと作り話が
ますます嘘くさくなる。
ゲームのルールが中盤以降はほとんど関係なくなるのも×。
とはいえ前半は面白かったので前半8点、後半で5点、
平均6.5点だが…7点をつける気にはとてもなれないので6点です。
原作を読んだ人によると映画とはかなり異なる部分があるらしいので
原作もぜひ読んでみたいと思う。 <<追記>>原作読みました。
原作を読むとこの映画の評価は下がりますね。
原作での細かいルール設定が映画ではほぼ意味無しです。
原作ではルールがもっと大切な要素となっています。
原作→心理戦、映画→殺し合い。
原作とは完全に別物だと考えられるならば映画は映画で
そこそこ面白い(5点)と私は思いました。
映画を観た時点では原作未読だったので点数は6点のままにしておきます。