10.《ネタバレ》 極限の状況に置かれた人間がどうなってしまうのか?というテーマのソリッドシチュエーションホラーかと思いきや、そこまで深く掘り下げてはいない作品でした。 とは言え、現実にこんなことがあれば普通にこういう行動をとってしまうのだろうなという理解も出来、制作者が敢えて極端に掘り下げずに作ったのかなとも思えます。それによって、観る者は「ここでこういうことしちゃダメだよ」とか「こうすればいいじゃないか」といった「自分だったらこうする」といったことに考えを巡らすことになり、それこそが制作の狙いかな?と。 そう考えると、3人の登場人物の行く末が早い段階で見えてしまうというあたりも、敢えてそういう演出なのかなとも思えてしまいます。観る者は、まず始めにセコイ男たちのリフト券詐欺に腹が立ったり、主役のカップルの関係性の浅さに閉口したりして感情移入拒絶状態になって早々に2人の男に死亡フラグを立ててしまい、浅はかな行動で結局命を失っていく若者の姿に「自業自得じゃん」みたいな感情を抱いてしまう。そんな風にリードされているとしたら、見事にしてやられたと思えないこともありません。 ホントのところはどうなんでしょうか?単に教訓的な作品と言う訳でもないと思うのです。少し謎が残りました。 それと、ラストの「ハニー」の一言は、彼女の幻聴だったのか?それとも?幻聴ということにしておきたいな。 【タコ太(ぺいぺい)】さん [CS・衛星(字幕)] 6点(2022-02-17 01:08:58) |
9.《ネタバレ》 カップルと男性の親友の3人でスキーに行って楽しんでいたがさいごにもうひと滑りしたいと作業を終了しようとしている係員に無理やり頼み込んでリフトに乗り山頂に向かおうとしたのだが、係員が交代してしまい間違ってリフトを停止してしまい途中で置いてきぼりを食うことになりサバイバルが始まるという話 どうしても男という奴は女の前で良いかっこしたがるもんでもう少し慎重にやれば3人とも助かったのに結局女だけが助かる結果に終わった 【草のつるぎ】さん [地上波(吹替)] 6点(2021-02-15 13:10:13) |
8.いやー、寒いの苦手。おれならさっさと飛び降りちゃうね。監督はアダム・グリーンだったの知らんかった。コロナだから、寒いの苦手な人はこれみてコロナを忘れれば良いよ。 【センブリーヌ】さん [インターネット(字幕)] 6点(2020-11-09 19:44:44) |
7.《ネタバレ》 ソリッド・シチュエーションのひとつでありますが、今作なかなか出色だと思うのですが。気付けば四角い箱の中に閉じ込められているとか、気付けば汚いトイレの中にいて眼前に死体ありとか、家にサイコパスがやって来るとか、これまで数々の“シチュエーション”があったけど、いずれも「現実に起こりうる」度が低い。そういう点では本作の度数は極めて高く、私は大いにビビりました。「うわあ、弱ったなあ」と。リフトから見えるスキー場の光景、すなわちゲレンデに森、鉄基が等間隔に並ぶ様は見慣れたものだし、宙吊りリフトの安定感の無さ=風に吹かれた時のけっこうな揺れやバーの冷たさまでが伝わる、この臨場感はかなりのものです。 そして各人に問われる「あなたならどうしますか」。私は飛び降りる派だったです。すぐ下が深雪に見えたんだもの。ああこれで私はこの話から消えました。ショック。前出レビュワーさんの「服を繋げて高さを稼げ」には目からウロコです。 あと、日本のスキー場には狼が生息していないことも切に希望します。 【tottoko】さん [CS・衛星(字幕)] 6点(2018-03-04 00:37:01) |
6.《ネタバレ》 ワンシチュエーションスリラーなら、これと「オープンウォーター」ですね。設定からして面白そう!という作品ですが、逆にいうと設定がすべてなので、どう終らせるかはけっこうハードル上がっちゃうんですよね。うまいことやって全員助かっても(そんな上手くいくかよ!)と言われますし全滅でもありきたりと言われそうですし・・・。 皆さん書かれてましたが、狼が何度も続いたのは確かに展開として「逃げ」っぽく感じましたしもう一ひねり欲しかった。狼より凍死とか自然のほうが怖くあるべき話なのに!そして皆さん、同様に自分ならどう展開させるか考えてる(笑) 私なら1人目は狼でいいですが、2人目の男性は女性に最後にいい思い出作ろうとか言ってリフト上で下半身だけ脱いで襲い掛かるも失敗して突き落とされて昔のどっきりカメラみたいに前を隠して走り逃げるも、最後は「シャイニング」のジャック・ニコルソンみたく変顔で埋まって凍死が良かったです。 |
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5.《ネタバレ》 リフトに取り残された三人。 スキー場が再開するのは一週間後。さぁどうする!? という映画です。 いかんせんリフトの上なのでやれることは少なく おそらく視聴者が想像するであろうことはやってくれる。 その点では特にイライラすることはないと思います。 ただ、本編全体にある長い会話劇が本当に面白くない。 ここに力を入れてくれないと見ている方も参ってしまいます。 個人的には狼の登場は別に悪くないかなと思う。 が、それも一人目までで二人目はなっとくいかないし、 最後の方はもはや今までのだらーっとしたの展開とは逆で、急にはしょりすぎではないかと。 一度構想を練りなおして1時間ぐらいの短編映画でリメイクしてくれたら名作がうまれるのではないかなと。 【非映画人】さん [DVD(吹替)] 6点(2014-08-12 22:42:27) |
4.怖かった・・・そして失礼だが笑ってしまった。他のレビュワー様が仰っているようにもう少しディティールに拘って欲しかった。だけど十分楽しめました。それにしても昔のリフトは高所恐怖症にとって本当に怖かった。有って無いような安全バー、鉄塔を通るたびに訪れる激しい振動。近年はゴンドラが中心だし、リフトにしても昔には考えられなかったような豪勢なカバーが前面を覆う。進化って素晴らしい。 【あるまーぬ】さん [DVD(吹替)] 6点(2013-02-04 03:31:44) |
3.《ネタバレ》 この手のソリッドシチュエーションスリラーは好きなのだが、物語上、謎解きや頭脳戦的な展開は望めず、画面も固定されがちなので、自ずと役者の心の動きを中心にストーリーを追うことになる。だが、如何せん登場人物の思考レベルが低く、感情移入もしずらい展開なのでイマイチ乗り切れなかった。まあでも、日本では熊ならまだしも、犬系の野生動物に食い殺される状況はほとんどないので、以外に怖さを感じた。群れを成して襲い来る中型動物が結構恐怖なのは改めて思い知った。まあ、取り敢えず及第点ってことで。 【しぇんみん】さん [DVD(吹替)] 6点(2011-09-27 21:44:27) |
2.《ネタバレ》 近年量産され尽くした感のあるソリッド・シチュエーション・スリラーですが十分に楽しめました。数々の極限状態での映画が生まれましたが(酷いのだと箱の中だけとかありましたね)、フローズンはスキー場のリフトという、ある程度は自由が利く状況に設定されており、主人公たちが色んな方法で極限状態からの脱出を試みる様は観ていてハラハラもしたし面白かったです。多少のグロ描写も緊張感を持続させてくれ、特にダンの骨むき出し骨折→狼に食べられる、の場面は結構衝撃的でした。 【民朗】さん [DVD(字幕)] 6点(2011-03-31 12:52:57) |
1.《ネタバレ》 色々突き詰めると、突っ込み入れたくなるシーンが数々ある。 この時代に携帯を何で持ってないのかとか、狼が都合良く襲ってこないのかとか 飛び降りるよりももっといい方法があったんじゃないかとか。 でも最後の最後に、あれって思うシーンがあって、それに気づいたらザワっと来た。 猛暑に見るのには良いかもしれない。 【モフラー】さん [映画館(字幕)] 6点(2010-09-18 23:05:42) |