死の追跡(1973)のシネマレビュー、評価、クチコミ、感想です。

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死の追跡(1973)

[シノツイセキ]
The Deadly Trackers
1973年上映時間:103分
平均点:5.40 / 10(Review 5人) (点数分布表示)
ドラマウエスタン
新規登録(2011-08-13)【M・R・サイケデリコン】さん
タイトル情報更新(2013-07-01)【S&S】さん
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監督バリー・シアー
サミュエル・フラー(ノンクレジット)
キャストリチャード・ハリス〔男優・1930年生〕(男優)
ロッド・テイラー(男優)
アル・レッティエリ(男優)
ネヴィル・ブランド(男優)
イゼラ・ヴェガ(女優)
ウィリアム・スミス〔男優・1933年生〕(男優)
ポール・ベンジャミン(男優)
ペドロ・アルメンダリス・Jr(男優)
原作サミュエル・フラー(原案)
脚本ルーカス・ヘラー
音楽フレッド・スタイナー
ジェリー・フィールディング
作曲パトリック・ウィリアムズ"Hardcase"
リチャード・マーコウィッツ"The Last Tomorrow"
配給ワーナー・ブラザース
編集カール・ピンジトア
字幕翻訳高瀬鎮夫
スタントテリー・レナード(ノンクレジット)
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2.《ネタバレ》 う~んニューシネマ。主人公の感情に重点が置かれ、要所要所に反管理体制を表す描写が見られます。主人公は最初っから感情に突き動かされる人間だったわけではなく、むしろ銃を使わず町を治めるという管理側の人間。町の人も皆その体制に納得し、協力的。しかしそのシステムも完璧ではなく、妻と子が殺される。そして感情に従い復讐の鬼と化しいざ標的を追うと、法というシステムが邪魔をする。そして最後は自身がシステムに殺される。さあ、これでもあなたは今の管理社会が正しいと思いますか?・・・と、いうことなのでしょう。まあ間違っちゃいないんだろうけど、主人公の気持ちもすごく良くわかるというか。最初は復讐の虚しさを描いた作品かな?とか思ったので良い意味で意外でした。
 全体の作風としてはしっとりじっくりな感じなので、若干退屈に感じた箇所もありけり。ただ、こういうテーマ性をもった作品は割と好みなので、その点良かったです。
53羽の孔雀さん [DVD(字幕)] 6点(2014-04-21 03:22:33)
1.《ネタバレ》 序盤、保安官の妻子がゴロツキどもに殺される。保安官は馬に乗り、ゴロツキの後を追う、という展開。なるほど、単純明快なよくある復讐劇なのね~と思い観ていると、メキシコの保安官と出会うことになる。彼は「殺してはいけない。捕まえて法廷で裁かなければいけない」と説く。そこで目撃者がいなきゃ、釈放になる、それが法律だ、と。復讐に燃えるキルパトリックは、終始このメキシコの保安官と対立するわけです。協力しながら闘う、そういう不思議な関係。この二人の関係は、そのまま「法律」かそれとも「復讐」か、どちらが正義なのか、という、この話のテーマを浮き彫りにする。ただの復讐劇だと思って観ていたら、以外と深い映画なんだなと感心してしまいました。明らかな殺人犯なのに、自分の妻子が殺されたのに、復讐してはいけない、そして無罪放免にしなきゃいけない、というのは果たして正義なのか。キルパトリックの気持ち凄いわかる。しかし、最後にメキシコの保安官がキルパトリックを撃ったのは理解出来ない。あんだけ「殺しはいかん、法で裁かなきゃ」って言ってたのに、なんで撃つねん。映画としてはかなり粗い作りで決して完成度の高い作品とは言いがたいが、その無骨さ、そしてテーマ性に惹かれるものがあったので、佳作の6点を献上します。
あろえりーなさん [DVD(字幕)] 6点(2014-01-20 22:24:22)
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【点数情報】

Review人数 5人
平均点数 5.40点
000.00%
100.00%
200.00%
3120.00%
400.00%
5120.00%
6240.00%
7120.00%
800.00%
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