4.《ネタバレ》 メチャクチャな奴が出てくる映画はダレません。本作にもそんな奴が一人いて、常にキンチョー感がありました。とんでもない奴ですが、最後はゲロを吐きながらちょっとだけイイことをやっていなくなりました。そのシーンは、ロン毛の見映えも手伝って聖人に見えました。お年寄りは大事にする。死んだ人より生きている人を大事にする。このふたつを残して行きました。
実は、もう少し「目の前の破壊的行動」で家族を翻弄し、哀しみを吹き飛ばすような内容かと想像していたら、そうでもありません。ラストシーンと婆さんとの会話以外は、メチャクチャです。親父も息子も、ずーっとイジケたまんまでした。ナタリー・ポートマンの件では傷口に塩を塗りこんでましたし。ピンポイントの「○○とハサミは使いよう」ってことで。
それにしても、最低のエンドロールでした(笑)。