1.《ネタバレ》 B級映画かと思っていたら、撮影や編集、衣装などかなり力が入っていて驚いた。剣を捨てた男が再び剣を手にするシーンは、胸が熱くなります。主人公は何度も神に祈り、悪魔との戦いに挑みますが、神がかり的な補佐はなく、あくまでも主人公自身の力で戦い抜くところに、この映画が持つ普遍的テーマがあるように見えました。ただ残念なのは、父親を手にかけるところはもう少し、苦渋の選択をする辛さを出して欲しかったのと、ラスボスとの対決があっさりしすぎていて物足りないところです。題材や主人公の設定も個人的にとても好みなので、いつの日か続編なりリメイク版を制作して欲しいです。そしてこの映画、もっとたくさんの人に観てもらいたいと思いました。