1.《ネタバレ》 サスペンスとしてはなかなかの出来。ユダヤ人とナチスの将校が入れ替わるというシチュエーションに、同じ家で育った幼馴染、主人の息子と使用人の息子、女、などなどのシチュエーションが絡んでスリルを盛り立てる。
しかし! このタイトルはダメ! ミケランジェロの暗号なんて欠片も出てこない。というか、ミケランジェロの画すら話の切っ掛けの一つにしか過ぎない。謎解きやミステリーなんて物は皆無です。
それにしても、この手の映画を観るといつも思うことがある。この映画も、ユダヤ人は誠実で情深く、賢く勇敢。ドイツ人は少々マヌケである。う~む……。戦争の良し悪しはともかく、一旦『戦争』というモノを始めたら、何があっても、どんな手段を使おうとも、負けちゃいけないんだな。