3.《ネタバレ》 出だし好調。
得体の知れない集団からの脱走はドキドキで、この先どうなるんだって期待感大。
…だっただけに、中盤からの展開が残念な感じ。
そもそもあの集団の目指すところもわからなければ、主人公がなぜそこにたどり着いたのかも描かれないので、ただただマーサがワガママな印象になってしまった。
しかし、現実の壊れ具合は実はあのくらいが適当で、そんなに破滅的な破綻を迎えることの方が難しいのかもしれない。映画的には淡々とし過ぎているけど、リアリティは逆にある。
マーサ役のエリザベス・オルセンの演技が透徹していて怖いほどだった。
衝撃のラスト、とかなんとか、宣伝はあんまり欲張らない方がいいんじゃないかな。