アイアンクラッドのシネマレビュー、評価、クチコミ、感想です。

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アイアンクラッド

[アイアンクラッド]
Ironclad
2010年上映時間:120分
平均点:5.50 / 10(Review 4人) (点数分布表示)
公開開始日(2012-06-09)
アクションドラマアドベンチャー時代劇歴史もの
新規登録(2012-10-21)【あろえりーな】さん
タイトル情報更新(2017-03-26)【たろさ】さん
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キャストジェームズ・ピュアフォイ(男優)マーシャル
ブライアン・コックス〔男優・1946年生〕(男優)オルバーニ卿
ケイト・マーラ(女優)イザベル
デレク・ジャコビ(男優)コーンヒル
ポール・ジアマッティ(男優)ジョン王
チャールズ・ダンス(男優)ラングトン大司教
ジェイソン・フレミング(男優)ベケット
ジェイミー・フォアマン(男優)コッテラル
マッケンジー・クルック(男優)マークス
デニエル・オメアラ(男優)フィップス
音楽ローン・バルフェ
編曲ブルース・ファウラー〔編曲〕
撮影デヴィッド・エグビー
美術ジョセフ・C・ネメック三世(プロダクション・デザイン)
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2.ジョン王といえば、英国史上でもぶっちぎりのバカとして名を残す人物。そんなジョン王がマグナカルタを覆すために北欧人の傭兵を雇い、自分に楯突いた諸侯を殺して回るという事件が発生。その王に対抗するは、十字軍への従軍経験を持つ騎士を筆頭とした7人の戦士達。なぜ7人なのか?それは黒澤明が決めたから。戦局は南イングランド制圧の拠点となるロチェスター城へと絞られ、7人の戦士が1,000人の傭兵に立ち向かうという熱い構図が用意されます。タイトルの『アイアンクラッド』とは鉄壁の防御のことであり、主人公達が籠城するロチェスター城の守りを意味していると思われます。同時に、アイアンクラッドには【破ることのできない規律】という意味もあり、こちらはマグナカルタや宗教上の掟のことを指していると思われます。。。
この映画、アクション映画としてはなかなか手堅くまとめられています。リドリー・スコットの『キングダム・オブ・ヘブン』を意識したと思われる戦闘シーンは予算以上の迫力を見せているし、過剰なほどの残酷描写も映画の雰囲気に合っています。クライマックスに向けてどんどん盛り上がっていくというペース配分もよく、娯楽策としては十分に楽しめる内容となっているのです。。。
ただし問題もあります。まず、戦闘シーンでは寄りの画が多すぎる上にカットも割りすぎで、見ていてストレスを感じました。また、主人公の扱いが非常に悪く、肝心な場面に限って気絶しているという扱いはいただけませんでした。「よし、やってやるぞ!」とフルアーマーで敵の大軍相手に討って出るも、ロクな見せ場もなくすぐにボコられるという無様な展開などは必要だったでしょうか?さらには、愛のない結婚生活を送る城主の妻と、禁欲の誓いを立てた主人公との禁断の愛にも感動的なものがなく、このサブプロットは丸ごと不要だったと思います。。。
もうひとつの大問題は、英国史についての知識がないと何が何だかわからないということです。ジョン王とは一体何者なのか、マグナカルタとは一体何なのかという知識が最低限必要だし、ノルマン・コンクエストを知らなければ、なぜフランス人やデンマーク人がイギリスの内乱に干渉してきているのかも分かりません。英国人にとっては常識であっても外国人にとってはよくわからない部分が丁寧に説明されていないため、予習が必要な映画となっています。
ザ・チャンバラさん [DVD(字幕)] 6点(2013-05-02 01:02:57)
1.《ネタバレ》 観たところ低予算な感じではありますが、
だからといって安っぽいわけでもなく、
とてもちゃんとした作りになっていると思います。
特に戦闘シーンのグロ描写が見もので、
カット割りと手ブレなどの多用により上手い事
見せているし、手足を切り落とせと命ずる
ジョン王の外道っぷりには憤慨の念を覚えます。
終盤の追いつめられていくシーンも釘付けに
させてくれるし、なかなかのものですよ。
そんでまた、まとめ方がいいですよね。
城は再建され、今も残っている。そして
マグナ・カルタ署名の精神も、今に生き続けている。
なるほど、自由と平等は、こうやって
勝ち取ったものなんだなというのがしみじみとわかり、
心地よいカタルシスを味わう事が出た次第です。
あろえりーなさん [DVD(字幕)] 6点(2012-10-22 19:23:41)
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【点数情報】

Review人数 4人
平均点数 5.50点
000.00%
100.00%
200.00%
300.00%
400.00%
5250.00%
6250.00%
700.00%
800.00%
900.00%
1000.00%

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