1.《ネタバレ》 前作のほうが良かったようには思いますが、これはこれで嫌いじゃありません。
まあ映画というよりは、作成者たちの悪趣味の詰め合わせのような作品ではありますが。
モテ男のアソコがピラニアに食いちぎられるのもそう。
うるさい子供が最後に悲惨な末路を辿るのもそう。
最後に子供が頭食べられちゃって、容赦なくその変わり果てた姿をさらしたときに、その子供に向かってみんなが携帯を向けているのが今の時代を象徴しているようで寒気がしました。
もしかすると、バカ映画なふりをして、何かの警鐘を鳴らしているつもりなのか。
もしくは、ただ個人的に嫌いな人種を映画という媒体でめちゃくちゃにしてやりたかっただけなのか。
でもこーゆーバカまっしぐらの映画が結構好きです。悪趣味上等。人間体に良いもんばっかり食べていると、時には体に悪いものも食べたくなります。これはそーゆー映画。必要悪みたいなもんです。
でもまあやっぱりホラー色やパニック要素を強めにしてもらってもう少しスリルを味わいたかったのが本音。
主人公と女友達が桟橋で襲われるシーンがありましたが、あーゆー真っ当なサスペンス路線が特に後半もっとあれば評価はずっと高くなったかもしれません。
前半から中盤にかけて真面目にホラーをやって、後半からラストにかけてギャグテイストが強くなっていますが、逆のほうが良かったんじゃないでしょうかね。